自社製品をひたすらヨイショするブログ

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岩代国 二本松藩からスポークが届きました。
「もしかしたら会津藩かも…」とビビって
Googleマップで正確な場所を確認してしまったのは内緒です。

注文したスポークはサピムのRACEでDTのコンペティション相当のバテットスポークとなります。

そんな事より、スポーク少数でも販売してくれる所は非常に貴重でありがたいですね。

梱包に掛かる資材、人件費もろもろ考慮すれば殆ど利益にならない商売かと思われますが
この様なニッチな要望に応えて頂ける所の存在が、個人による手組ホイール勢の根幹を支えているのは間違いありません。


で、本題
修理するホイールは以前の記事に上げたESCAPEのホイールです。



てな訳で早速、スポークの下ごしらえ
ニップルの緩み止めに関し、特に事情が無ければスポークプレップを使ってます。

「何も塗らない」や「グリス」という選択肢は実験目的や特段の事情が無い限りありません。


チューブラータイヤを「普段使いに大変便利」等とたわけた事を言ってる私ですが
スポーク交換に伴うタイヤ脱着はやはり手間に感じます。
四の五の言っても直らないのでやります。
タイヤの寿命は遥か彼方に過ぎ去っているので調度良い機会です。
なんてったって「Ⅱ」になる前のGP4000Sチューブラーですから随分古いタイヤです。


セメントの接着が少々怪しくなっていたのでこの点でも調度良い機会でした。
セメントカスをどのタイミングで綺麗にするかは個人の思想次第となりますが
非常に面倒くさい作業なのでこの位なら私はまだやりません。
多分次やると思います。


スポークを再利用しないのであればテンションを緩めた後
バッチンバッチン切ってしまうのが最も早いと思われます。


後は届いたスポークを組むだけの簡単なお仕事です。
極めて普通に組みました。


とは言ったものの、懲りずに再度ダブルクロスにしました。
スポーク根元の交差を編んでるのでかなりクイッ!と曲がっています。

この組み方の最大の特徴ですが
「トラブル等でスポーク1本交換するのに片側全てのスポークをバラさなくてはならない」
という大変麗しい機能が付与されます。

「じゃあなんでそんな不便な麗しい組み方するのか?」と言われましても困ります。
10%は実験
90%は趣味ですから。


車輪の仮組みにはこんな小道具を作って使ってます。

頭を押すとニョキッと出てきて

ニップルの頭をねじ込んで

バチン!とマイナス溝に爪が掛かる仕組みです。
爪楊枝等と違い、ポロッと落ちたりせず
ある程度テンションが掛かる所まで回せるので仮組みのあのもどかしさを軽減する効果があります。


タイヤ貼りまで行いたかったのですが
手の骨に軽くクラックが入った状態でチューブラータイヤのセメント貼りは困難なので見送りました。