久しぶりにブログを書こうかと思います。
東京都知事選が2月9日投票日ということで、我々都民の有権者はあと僅かな期間で、投票する人を決めなければいけません。
しかし、TVなどでの候補者の扱いはどうか?
「主要四候補」と言った感じの扱いには、いささか疑問を持ちます。
立候補者は何もこの四人だけじゃない。
私の知る限り、この四人の他に12人の候補者がいます。
立候補者全員、立候補に必要な供託金300万円を預けての立候補です。
この供託金は有効投票数の10分の1以上の得票を得られなければ、没収されてしまうんです。
一律同じ金額を収めての立候補をしている以上、それなりに同じような扱いを受けなければオカシイ!!
それと、なんだか原発の是非についてのアピールが目立ちます。
『東京都にとって原発問題は焦点になることか?』
このことに対しての私の意見は
「焦点にあげること」です。
何故か?
それは東京都には原発はないけども、確実に東京都の電力は福島の原発に依存しているからです。
東京に原発がなくても、確実に東京の問題であります。
逆に言えば、東京の電力のために、他の地域の土地に原発を稼働させているってことです。
さらに個人的な意見ですが、原発は将来的には「0」にしたいですが、現時点ではなるべく頼らないように努力をして、いずれ原発ゼロを目指すべきと考えます。
原子力を日本が有することは、海外にそれなりのアピールがあります。
それに伴い、その知識や技術は海外への立派な輸出事業になり得る。
しかしながら核廃棄物は当面地下深くに埋めることでしか処分できない。
これは“臭いものにふた”をしているだけ。
これは早くに解決するべき問題。
そもそも原子力は、まだ人類には活用するまでの資格がないものなのかも知れない。
だからこそ、私は積極的にではなく、しかし稼働させたものを廃炉するまでの時間と労力を使うんであれば、最低限の活用は悪くはないと考えます。
それに、日本が原発を保有していることは、海外に「核保有」している。もしくは「核爆弾を作る可能性がある」という抑止力をも併せていると思うのです。
これは核保有を希望するのではなく、あくまで抑止力になり得るということは、対外的に有力と考えるってことですね。
私はそう思っています。
それだけに、今回の都知事選は、個人的には誰も投票したいと思う人がいないという反面、
誰かを選ばないといけないという責任感を、いつも以上に感じているのです。