久々にiPhoneのフロントパネル交換を依頼されたので記しておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バリーン
 
 
今回のドナーさんは一度修理を受けたものの工具に不備があって再作業になってしまった。
携帯そのものはすでに機種変更していて 日常生活に支障はないとのこと。
分解に必要なドライバーは3種類に増えてた。
 
iPhoneのフロントパネル(ガラス)はちょっと落とした程度ですぐ割れちゃう。
割れにくい素材に変えておくれよ…
 
割れた場合ガラスのみの交換にはならず、ガラス裏の「液晶デジタイザー」が一緒になっているアッセンブリでの交換になります。
現行モデルでなければ相場は半額以下に激値落ちしているので 旧タイプユーザーやサブ機の修理はけっこう需要があったりするわけで。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

いつもの3枚おろし
 
専用工具を駆使し 本体(ロジックボード)、フロントパネル、バックプレートの3枚に「3枚おろし」する。
その際、フロントカメラ(インカメラ)付近(スピーカーやレンズなど)、ホームボタンは流用するので丁寧に扱う。
特にTouch ID搭載のホームボタンは本体側に紐付けされているらしいので注意のこと。
 
バックプレートのシール?が微妙に違っているけど 形状があってれば問題ないと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Homeボタン
 
Touch ID搭載のHomeボタン。
これの不良は大抵ホコリとかゴミの目詰まりかと思います。
摘出にちょっとしたコツがいるけど ここまでくれば大した難関ではありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

ほい!完成!
 
 
外した部品を逆の手順で丁寧に戻していく。
液晶とロジックボードを繋ぐコネクタの扱いに注意。
半刺しだと液晶の表示不良やタッチ不良に繋がります。
 
指紋認証(Touch ID)と画面タッチのチェックをして ユーザーさんへ引き渡し。
これで遊びのサブ機ができましたね!
 
 
 
 
 
2019/07/03   記