SECRET 7 LINE bass.vocal SHINJI | 10-FEET TAKUMAオフィシャルブログ Powered by Ameba

SECRET 7 LINE bass.vocal SHINJI

SECRET 7 LINEの交通事故と、それによって僕達の友達SHINJIが帰らぬ人となってしまった事を聞いてこの二日間、まだどうにも受け止め切れていません。それ故どう表現していいのか僕自身まだ心の整理がついていませんが、彼らに対して今思う事、そして彼らを知る全ての人達へ伝えたい思いが纏まらずではありますがここに書き記したいと思います。

SECRET 7 LINEのSHINJIは自分の感情に対して過剰な表現も無く。ちょっと照れ屋やけど変な謙虚さや遠慮が無くて。自分の思う事に柔らかに真っ直ぐで、優しくて楽しくて、飾りっ気の無いイイ男です。RYOもTAKESHIもそんな男達です。

シンジを愛するバンド仲間達と連絡を取り合って居ますが、皆やっぱり実感がありません。実感の無さは自分の中のシンジに対する親しみの分だけあるのでしょうか。電話をすれば当たり前の様に出てくれそうだし、会って話かければ当たり前の様に答えてくれる気がしてなりません。心の中にとても大きなスペースが出来ていて、今はカラッポになっているそこにこれから少しずつ埋まって行こうとしているモノを僕らはまだ捉えられていません。

僕の中ではまだ過去の事にも出来ず。まだ過去形で表現する事も出来ないです。

実感の無さだけある彼への大きな大きな親しみと共に、僕はまだもう少し一緒に居ようと思います。

そして今はリョウやタケシの事が心配で、そしてその心配を背負わせる事無くなんとか何か力になれたらなと、そんな思いでいっぱいです。表現が難しいですが、皆と話していて皆もそんな風に思っている様に感じます。

今すぐは無理かも知れないけれど、リョウとタケシには自分を責めず、気をしっかり持って、少しずつでもいいから前を向いていって欲しいと、誰よりもシンジが一番そう思ってるんやないやろか。他でもないSECRET 7 LINEのメンバー同士なんやさかい。

今僕らに出来る事は限られていますが、シンジを想い、それをもって僕達それぞれがお互いに指摘し合って事故と身体に気をつけていく事。そしてそれをしっかり繋げて行く事が僕達友達の役目だと感じています。仲間や家族の事も大切ですがあなたもあなた自身をどうか大切にして下さい。

シンジとのお別れの言葉みたいなモノは、実感の無さ同様にまだ心の中に浮かばないのでまだもう少しの間書き足す事が出来ませんが、今は皆と共にただただシンジを頭と胸、心の中に重ねていたいと思います。

重複しますが、あなたやあなたの大切な人達との生活に生まれる出来事や喜怒哀楽はやっぱりあなたあってのモノです。思い出す度に気をつけながら大切な人と大切な時間を過ごして欲しいです。

シンジがもし生きてたらきっとみんなにそう伝えたいと思うんやないでしょうか。

"安全運転してね!"とか"シートベルトしてね!"という言葉はうるさく思われがちですが、勇気を出して"私はもっともっとあなたと一緒に居たいから"と伝えて皆それぞれが周りの大切な人を守っていく事を切に願います。

"安全運転でシートベルトもしてね。シンジ君もきっとそう言ってるよ。"と皆で指摘し合って下さい。

僕達も気をつけていきますので皆もどうか一緒に気をつけていって欲しいです。

ご冥福や別れの言葉の表現は僕自身まだこの事を心に受け止め切れていませんので、礼儀には反しますが彼に会いに行ってからにしたいと思っています。彼と親しい関係にある方、彼を想う全ての方々に対して順序、礼儀、共非常に個人的で不謹慎である事をお詫びします。