いじめについて。 | ちゃたろー日記

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ゆっくりしていってね!
(*^^*)

こんばんは、ちゃたろーです。


今日は、マジメな話になります。


自分の人生において ずっと心の片隅にある黒い思い出である


いじめについてです。


俺の小中学校時代


いじめが 何件かありました。


そのうちの一人 同じクラスの女の子が


いじめの標的になりました。


その子は 体に疾患があり見た目でわかるものでしたが


日常生活に支障はないようでした。


自分は小中学校の頃は「見た目で判断しない!」という教えを 

家庭や漫画や特撮やアニメ(!)などから教わっていたので


その子に対しても 外見がほかの人と違うからと言って 特にどうということはなく 普通にクラスメイトとして接していました。


しかし、俺のクラスメイト(男子)らは、暴力を振るうことはないが、その子をばい菌扱いしていました。


「●●菌が通るぜ、汚ねえ!」


などとこれ見よがしに叫ぶ、レベルの低いいじめです。


クラスの大半の男子が彼女へのいじめに加わっていました。


彼女は、無視することしかできませんでした。




俺には、まったく理解できませんでした。


A君は、あんなに勉強ができるのに。

B君は、スポーツもできるのに。

C君は、友達がたくさんいるのに。


なぜそんなに幼稚なんだ。


なぜ、まともに会話したこともない彼女をいじめるのか。

何の理由があるのか。

そこに、自分の意思はないだろう?


「みんながやってるから、僕もみんなに合わせよう」


という考えしかなかったのでしょう。


みんなでいじめているうちに、それが自然になって、面白くなっていったのかもしれません。


中一のころ、なぜか俺がクラス委員長になりました。(めんどくせえ、ちゃたろーにやらせとけ!という、よくある展開です)


俺は勉強もスポーツもできず、恥ずかしがり屋でアニメ好きのポンコツ野郎(笑)だったので、


苦労しながらクラスを運営しました。


また、クラスの男子で俺だけが彼女に普通に接するので、担任の采配で、クラスの席替えでは俺が彼女の隣の席になりました。


その後の席替えでも、俺と彼女の席だけは変わりませんでした。


自分は席替えでとくに希望はなかったので、それで彼女が安心できるのであれば、それでいいと思っていました。


その後、一時期いじめがひどくなったらしく、彼女は学校を休むようになりました。


俺は、クラス委員長として、担任と一緒に彼女のうちに様子を見に行きました。


彼女の家に行くと、彼女のお母さんが今へ通してくれました。


担任の先生は、クラスにいじめがあることを詫び、この男(俺のこと)もいるので、頼りにしてやってください、というようなことを話しました。


お母さんは泣いていました。


俺は終始 黙っていました。


何も言えませんでした。


彼女は最後まで姿を見せなかったように思います。(緊張で記憶があいまいでした)


その後、彼女はまた登校するようになりました。


俺は、以前と変わらず普通に接していました。

クラスの男子のいやがらせは、以前ほどは露骨に行われなくなったように思います。


結局、その後は特に問題になることはなく、中学を卒業しました。


その後、別の高校に通う彼女を見たことは何回かありましたが、さらに数年たつうち、姿を見ることはなくなりました。


ただ、大人になり、人の子の親となった今、


俺はよく考えるのです。


なぜ、俺は彼女に味方できなかったのか。


俺は、自分の心に正直であろうとしました。


それは、嫌う理由がない彼女に対していじめをすることはなかったのですが、


同時に味方になる理由も見つけられなかったのです。


非常に未熟で、冷たい人間でした。


自分は、「いじめていない」ことだけをもって、いじめる人間より高尚な人間だと思っていたのではないか?


今にして思う、彼女を積極的に助けるべきであったと。


彼女を助けられれば、今、こんなに苦しまずに済んだのに。





と、いうわけで。


中学の頃から、20年以上、折に触れて自分を苦しめる思い出です。


自分は、いじめや嫌がらせをしていない。


しかし、いわゆる傍観者だった。


彼女を積極的に助けることはしなかった。


彼女は、どれだけ味方がほしかったことでしょう。


男子の味方がいれば、どれほど心強かったでしょう。


この思いが 苦しくて、 いまだに地元を歩くときに胸を張れないのです。


思い出話が長くなってしまいました・・・すみません


これを読んだ方、いじめについて思うことがありましたら、積極的に発信していただけたらと思います!


よろしかったら感想などお待ちしております!


ちゃたろーでした!!!(*^-^*)



追伸 地元で 彼女の家の近くを通るたびに謝りたい衝動が起きます


しかし もし彼女が今幸せに暮らしていたら? 俺が謝りに行くことで せっかく忘れていた嫌な思い出がよみがえり彼女を傷つけるかもしれません。


というわけでどうすることもできず、胸が痛むのです・・・。