そうだ ちょっと、休もう。 -2ページ目

そうだ ちょっと、休もう。

HSP気質なワタシの日常

あにょにょ~!

超絶ご無沙汰しておりました…!

もう新年明けちゃいましたね…(震)
ご挨拶が遅れましたが
昨年もワタシのブログを読んでくださり
みなさん本当にありがとうございました。

本年もマイペースな更新になりますが
何卒よろしくお願い申し上げます。

年末年始は数年ぶりに風邪を引いてしまい
寝込んでおりました。
(とはいえ仕事は休めず這って行きましたが…笑)

ハイパー不器用な生き方しか出来ない
ワタシがお送りするブログ
「そうだ ちょっと、休もう。」
今日もお付き合い頂けたら嬉しいです。

さてさて
昨年12月に大阪で開催されました
Gallery IYNさん主催のアート展覧会
「MESSAGE展FINAL」も無事に閉幕し
出展させて頂いた作品も
年末に自宅へと戻って参りました。

とっても嬉しいことに
SNSで繋がっているKPOPのヲタ友さん達が
会場まで足を運んでくださり
現地に行けなかったワタシの代わりにと
写真や動画を撮って送ってくれました(泣)

推しさんの絵を描いた訳でも無いのに
忙しい中、会場へ足を運んでくださり
本当に嬉しかったです(泣)
みなさん改めまして
本当にありがとうございました~(泣)

今日はその「MESSAGE展FINAL」へ出展した
7つの作品を制作秘話も交えつつ
こちらに公開して行こうと思います。


ちなみに出展作品7点の内訳はこんな感じでした。

・2022年に開催された
「MESSAGE展vol.3」へ出展した作品3点

・過去絵2点

・完全描きおろしの新作2点


ではまず
「MESSAGE展vol.3」へ出展した作品3点から
ご紹介しようと思います。

作品タイトルと、実際に会場に掲示して頂いた
作者メッセージをご紹介します。


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▶タイトル
「日常~Our lives~」

▶メッセージ
自分じゃ気が付かない内に誰かを傷付けてしまっていることもあるかもしれません。それとは反対に、自分では気付けない所で誰かの役に立っていたり、誰かを癒していることもあると思います。だからこの世界には、あなたが必要です。



▽制作秘話はコチラからどうぞ(過去記事より)


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▶タイトル
「幸せアンテナ~Happiness antenna~」

▶メッセージ
嫌なことばかりアンテナがすぐに受信してしまうと、身近にあるささやかな幸せを受信出来ずに見逃してしまう気がします。ささやかな幸せにも気が付けたら、その幸せはきっと周りのみんなにも広がって、たくさんの新たな幸せが生まれるはずです。




▽制作秘話はコチラからどうぞ(過去記事より)


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▶タイトル
「便利になりすぎた世界~Too convenient world~」

▶メッセージ
スタンプひとつじゃ伝えきれない思いがある。画面越しでは受け取りきれない思いがある。だからこそ、どんな時でも「血の通った自分」でありたい。




▽制作秘話はコチラからどうぞ(過去記事より)


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では続きまして過去絵より2点です。

▶タイトル
「一期一会~Impermanence~」

▶メッセージ
末永く変わらないものだけが尊い訳ではないと思います。常に様々なことが移り変わっていくこの世界で、ほんのわずかな間だけでも出会い、肩を並べて進み、そしてまたそれぞれの方向へと分かれていく。その移り変わりもまた尊いものだと思います。




▽制作秘話

この作品はもともと「SNS上での出会いと別れ」をテーマに描いたので、絵の中のキャラクターたちはSNSのアイコンをイメージして描きました。

SNSって誰かと繋がるのも関係を断つのも指先ひとつで簡単に出来ちゃうじゃないですか?

ワタシの中でSNSは、常に出会いと別れが交差していて、昨日まで毎日のように反応が来ていた人からパタっと反応が無くなったり、そうかと思えば突然見ず知らずの人と共通の話題で昔から友達かのように盛り上がったりと、忙しなく常に何かが変化し続けているイメージがありまして。

だからこの絵を見てくれた人によって、この絵の中のキャラクターたちが、たった今出会ったところなのか、それとも今まさに別れて行くところなのか、どちらにでも捉えられるような構図にしたいなぁと思いました。

そしてその「別れ」は、悲観的なことではなくて「今までありがとう!元気でね!またどこかで!」と、前向きに見送る感じにしたかったので、キャラクターの表情や配色もなるべく明るくポップに描きました。

これまで自分の中で、誰かと長い年月変わらずに仲の良い関係だけがすごく尊いものだと思って生きて来たのですが、色んなことを経験して、短い間だけだったとしても同じ思いで、同じ方向を見て、同じ場所に立っていたという事実も、振り返ってみたらとても尊いものなんだなぁと感じたので、その思いを絵に込めてみました。


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▶タイトル
「エナジーヴァンパイアに御用心
~Watch out ! Energy Vampire~」

▶メッセージ
あなたの周囲に「一緒に居ると妙に疲れるなぁ」と感じる相手は居ませんか?その人はあなたにとってエナジーヴァンパイアという存在かもしれません。くれぐれもお気を付けて…。




▽制作秘話

この作品にはとても特別な思い入れがあります。
実はこの作品をインスタに投稿したことをきっかけに、この絵を見てくださったGallery IYNのスタッフさんから、MESSAGE展への出展のお誘いを頂いたんです!

だからこの絵を描かなかったら、MESSAGE展にも参加できなかったと思うので、この作品はそんなありがたいご縁にも感謝して、必ず出展しようと決めていました。

この絵を描いたきっかけは、当時人間関係にすごく悩んでいた時期で、色々対処法とかを調べている時に「エナジーバンパイア」という言葉を知りました。

それまでは人間関係が上手く行かないのは全部自分のせいだと思っていたのですが、エナジーバンパイアという捉え方を知ってからは、全て自分のせいにするのではなく、「この人はワタシにとってはエナジーバンパイアだから、気が合わないのも仕方ないよね。相性の問題よね」と、以前に比べ現状を軽く流せるようになりました。

捉え方ひとつでこんなにも楽になれるのか!と、衝撃を受けまして、同じように人間関係に悩んでる人がいるのなら、ワタシの絵をきっかけに、気持ちを軽くするお手伝いが出来たらなぁと思って、この絵を描きました。

自分にとってエナジーバンパイアの対象になる人にも色んなタイプが居ると思ったので、絵の中のバンパイアも色んなタイプに描き分けました。

上から目線だったり、ひそひそと嫌な噂話をして来たり、古傷をえぐって来たり、罠にはめようとして来たり、内緒話を持ちかけて来たり…。
だからバンパイアの表情は見せかけの笑顔をイメージしながら描きました。

みなさんもどうか「あの人のこと、どうにも好きになれないんだけど、自分の性格が悪いだけかな?」と悩まずに、そんな時は「ワタシにとってあの人はエナジーバンパイアだから好きになれなくてもまぁいっか!」と、開き直ってみてくださいね!(笑)

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最後はこの「MESSAGE展FINAL」のために
一年かけて構想を練り
何とか締め切りまでに描き上げることが出来た
完全描きおろしの新作2点です。


▶タイトル
「流れに身をまかせて
~Go with the flow of your heart~」

▶メッセージ
何も持ってなくたって良い。何も楽しめなくたって良い。苦しい時や頑張れない時は無理に立ち向かわなくても良い。ただ流れに身をまかせてみるのも良い。その内また泳ぎたくなった時に泳ぎ出せば良い。



▽制作秘話

実はこの作品は、2022年開催の「MESSAGE展vol.3」へ出展した「あなたも持ってる~You also have it~」という作品から派生して出来上がった作品でした。

2022年に参加させて頂いた時には「あなたも私もみんなそれぞれ素敵なものを持ってるよ」というメッセージを伝えたいと思ってこの「あなたも持ってる」という作品を描いたのですが、そこから色んな経験を経て「あれ…ちょっと待てよ…でも必ずしも何か持ってなくちゃいけないのかな?別にそんなことないよね?無理やり持つもの探さなくても良いよね?何も持てない時もあるよね?」という自問自答の末、今回出展させて頂いた「流れに身を任せて」が生まれました!

実は昨年、自分の周りで訃報が続いて、「生きるとは」みたいなことを考える機会が以前よりも増え、「人生一度きりだから毎日を充実させなきゃ」「いつ自分の人生が終わっても悔いが残らないように楽しいこと見つけなきゃ」と、どこから来るのかよく分からない焦りみたいなものに駆り立てられて、無理やり楽しみを見つけようとして、上手くいかずに空回りするという負の連鎖がしばらく続いていました。

そんな時にふと「…あれ?待てよ。毎日を楽しまないと生きてちゃいけないの?そんなことないよね?何も楽しめなくても、何もしたくなくても、ただ淡々と生きるのも良いよね?」という考えが浮かびまして。

そう思えた瞬間に「何か楽しみ見つけなきゃ」「あれもこれもやって毎日を充実させなきゃ」って、必死にもがいてた心がスッと軽くなったと言いますか…なんか肩の荷がおりた気がしたんです。

その、気持ちが軽くなった時の解放感というか安堵感みたいなものをメッセージとして伝えられたらなぁと思い、この作品を描きました。
ワタシみたいにもがいて苦しくて息が出来ないって人に届いたらなぁと思いまして!

そんな訳で、この絵の中の人物は元ネタの「あなたも持ってる」のモヤモヤ頭の子が、そこから解放されたイメージで、潮の流れにゆらゆら揺れるイソギンチャク頭にしました。元ネタの人物も裸足だったので、今回の人物も解放感をイメージして同じく裸足にしました。

ワンピースの裾と袖はクラゲ、襟元は水草で腰回りは短冊をイメージしました。
とことん、ありとあらゆる"流れに身を任せるモチーフ"をかき集めました。背景も穏やかな波をイメージしています。

「ちょっと頑張ることに疲れたな」「最近、力み過ぎてるな」って時にこの絵を思い出して肩の力を抜いて頂けたらなぁと思います。

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▶タイトル
「思い立ったが吉日~Don't put it off~」

▶メッセージ
「久しぶりにあの人に連絡しようかな…まぁ後からでも良いか」でもその「後から」は保証されていません。ある日突然その「後から」は永遠にやって来なくなるかもしれません。だから後悔したくないことは、どうか後回しにしないでください。





▽制作秘話

こちらの作品を描きたいと思ったきっかけは、先ほども綴ったように「生きるとは」「悔いのない人生とは」など、壮大すぎるテーマについて考える機会が増えた時期に、「つい当たり前だと思ってしまうことも本当は全然当たり前なんかじゃない」と気付き、周りに居てくれる自分にとって大切な人たちにちゃんと伝えたいこと伝えなくちゃって思ったんです。

仕事帰りにふと「元気にしてるかな?」と、友達の顔が浮かんだら、今までだったら「休日に連絡してみるか」って感じでしたが、「誰一人として"明日"は保証されていない」ということを痛感したので、"顔が浮かんだら即連絡"を心掛けることにしました。

それから、この絵の間取りはワタシが子供の頃に8年ほど暮らした父の勤務先の社宅の間取りをほとんどそのまま描いています。

昭和に建てられためちゃくちゃ年期の入った社宅だったのですが、思い出の詰まった大好きな場所でした。今は老朽化で更地になってしまったので、記憶が薄れてしまう前に絵に残しておきたかったんです。

そんな訳で社宅の間取りの雰囲気に合うように、雑貨や小物なども80年代後期から90年代初期の頃のモチーフを詰め込みました。
傘立てやパイナップル籠の壁掛け、時計やFAX、マリモに電話帳などなど、実際に実家や祖父母宅で使っていたアイテムを描くために、埃っぽくなったアルバムを引っ張り出して来て、懐かしさに浸りながら模写しました。

みなさんも、大切な人の顔がふと浮かんだ時にはどうか躊躇わずに連絡してみてくださいね。

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ここまでお付き合いくださったみなさん
本当にありがとうございます!

それぞれの作品に込めた思いをゆっくりたっぷり綴れてスッキリしました。
作品の感想などもぜひお気軽にお寄せください。

実は今回、出展するにあたって「誰かたった一人の人の心に届けばそれでもう充分絵描き冥利に尽きる!誰か一人にこの絵とこのメッセージが届きますように~!」という思いを込めて作品を描いたのですが、予想を遥かに越え、多数の方から現地やSNS上で作品を見た感想を頂けて、本当に本当に嬉しかったです。

ワタシの作品を見てくださった全ての方へ、改めてお礼申し上げます!本当にありがとうございます!!!



◆ワタシの自己紹介◆

・1990年生まれ/コッテコテの東北人

・パート勤めをしながら旦那氏・ウーパールーパー・熱帯魚たちと楽しく暮らしています

・趣味:絵を描くこと(アナログ)/推し活(SE7ENさん/WEST. /Snow Man他)/読書(主にエッセイ)

・HSP気質:人と接することが好きなHSEタイプ(非HSS型HSEまたは外向型HSPとも呼ばれています)

・Instagram(手描きイラスト載せてます)



ではまた更新します^^


あにょ~!