1horse 3rd Album『リスタート』について【第29日目•参加陣⑭Y.A.S氏】 | 1horse -凱旋門日記-

1horse 3rd Album『リスタート』について【第29日目•参加陣⑭Y.A.S氏】

第29日目は『参加陣⑭Y.A.S氏』について書きたいと思います。

静岡が最重要クルーの一つ、ZION SOLDER。



現在はINNTANAさん、STOCKさん、豆汁さん、ONE君…(申し訳ありませんが、他にどなたが所属か分かりません)

未だに実態を掴みきれていないのですが、その猛者の中でもいち早く全国に名を轟かせたのが、Y.A.S(ワイエーエス)さんです。



やはりY.A.Sさんと言えばUMB2008の本戦での決勝での般若氏戦が有名だと思います。

延長で惜しくも敗れてしまいましたが、間違い無く1番苦しめたのでは無いでしょうか。

この準優勝でY.A.Sさんを知った人も多いと思います。


僕がY.A.Sさんを知ったのはそれより前の2006年のUMBのDVDでしたが、予選ハイライト集に収録されていた静岡予選準決勝のTAKASE氏戦のバースに撃ち抜かれました。

常陸杯の大君のブログにも書かれてましたが、多分この試合にやられた人かなり多いと思います。

映像で観た限りですが雰囲気、シチュエーション、タイミングが全て合致したこの即興感溢れるラインは今まで観た全てのバトルで1番好きです。

『おいおいそういうの君多過ぎ 俺の見た目はまるでオースミ(OSUMI)』

TAKASE氏が16小説なのを間違えて8小説で入ってしまって、このラインが生まれたのですが、実は間違えたのは2回目で、流れ的にも最高過ぎる2小説…何回観ただろうか。

Y.A.Sさんこの時23歳だと思うんですが、貫禄が凄い…TAKASE氏より全然上に見えます(笑)

もうこれに関しては是非DVDで観て欲しいです。




今までUMB本戦にも4回も出場と静岡の絶対王者と言えます。

MCバトルがあまりにも有名ですが、静岡で何でこんなにも絶大なプロップスがあるのか…

しっかりと積み重ねてきてるキャリアが証明しています。

16歳からマイクを握り、2005年に自主制作で1st ep『GROOVE ROOM』をリリース。



MCバトルのみならず、早くから色々やってきたY.A.Sさんにプロップスが伴っているのは当然と言えるでしょう。


2008年には1st Album『YOU and ME』もリリースしています。



この街 / Y.A.S / AL[YOU&ME]
https://m.youtube.com/watch?v=T6E0Jm5h3Vk

SlowLife feat.CANARY/Y.A.S AL[You&Me]
https://m.youtube.com/watch?v=ZHq75wOjiz0


静岡を代表するDJ OKAWARI氏のトラックでの『この街』は僕の中で間違い無いクラシックです。

『SlowLife』にfeat.されている沼津の歌姫と噂のCANARYさんの歌声が素敵でずっと気になっており、今度Y.A.Sさんに聞いてみたいと思います。

この曲はYOU THE ROCK氏の『THE SOUNDTRACK '96』に収録されている『BAD BOY BLUES』を彷彿とさせる雰囲気のかなり心地良い曲です。


それから暫くはリリースは無く、僕もその間にY.A.Sさんと知り合ったので、『2ndはまだかな??』と思っておりました。

結婚や子供が産まれたりと目まぐるしく状況が変わった事もあったと思いますが、それが完全に反映された待望の2nd Albumが2012年に遂にリリース!

Y.A.S 2nd album『ワルアガキ』2012.6.13 ON SALE!!!



Y.A.S / TAKARA MON
https://m.youtube.com/watch?v=IEue4yFNo2Q


Y.A.S / Skill Full feat STOCK,KK FLOW
https://m.youtube.com/watch?v=hbCQPKUzG6E


2人の子供の父親であり家庭を守りながら作り上げられたこの作品には人柄と愛情が詰め込まれ、Y.A.Sさんの代名詞と言える『スマイル』な作品に仕上がっております。


そんなY.A.Sさんとの出会いはY.A.Sさんは覚えてないと思いますが、実は2008年の横浜ベイサイドでの『建設的』なんです。

Y.A.Sさんはその年はUMB横浜予選を優勝しており、普通に遊びに来ていたのだと思います。

僕はまだまだMC間の繋がりも分かっていませんでしたし、まさか静岡のY.A.Sさんとここで会えるとは思わず、かなりテンションが高まっていて、帰り際に何とか声を掛けました。

『Y.A.Sさんですよね?今年の本戦頑張って下さい』

こんな感じで声を掛けさせて頂いたはずでしたが、ちょっと僕の言い方が悪かったのだと思います。

Y.A.Sさんは笑顔だったのですが、

『君に言われなくても頑張るから大丈夫』みたいな感じに返されてしまい、やはりバトルやってるMCは怖いなと正直に思いました。(僕の受け取り方の問題ですのでY.A.Sさんが悪いということでは全くありません)

その年Y.A.Sさんは本戦準優勝。


それから暫くお会いする機会はありませんでしたが、確かちゃんと挨拶出来たのは2009年秋の丸さん主催の藤沢サンパール杯だったと思います。

Y.A.Sさんはここでも当然の如くかましていて、話し掛けてみるとベイサイドの時のイメージとは全然違い(申し訳ありません)優しくて安心しました(笑)

僕も単純な人間なんで、人柄にやられるともう色々リンクしたい気持ちになってしまう。

『遠核』も打ち始めた時期でいずれお呼びしたいこともありましたし、連絡先を交換し1st『YOU&ME』を購入。

ここでしっかり繋がりました。


その後もイベントにお誘いしたり、未発表ですがY.A.Sさんの曲で1バース蹴らせて貰ったりと親交を深め、僕の2nd Album『Sequence Music』収録の『笑顔』に客演して頂きました。

【PV】1horse(凱旋門Recordings)/笑顔 feat.Y.A.S(財音SOLDIER)【日本語ラップ】
https://m.youtube.com/watch?v=m3vvPJQaNZ8

久々にPV観たのですが、自分の作品で申し訳ありませんが、大笑いしてしまった(笑)

沼津(中伊豆)まで行って撮ったのですが、Y.A.Sさんも撮影手伝ってくれて出演もしてくれたWO-RYE君の動きも最高です。

2人のやり取りもかなり面白かったですし、本当に楽しい撮影でした。



このシーンとかノリ以外の何でもありません(笑)

沼津港でY.A.Sさんにウニ丼を御馳走して頂き、何から何まで本当に感謝でした。


今回の3rd Albumにも参加して頂きましたが、曲に関してはまた書きたいと思います。


Y.A.Sさんとの思い出というか、凄い心に残っている事があるのですが、2010年に万寿君に誘われた横須賀GREEN HILLの確か『JAM』に遊びに行った時にY.A.SさんもGUEST LIVEで来ていました。

話をしていてUMBの話になり、2008年の事や出ていなかった2009年の事を聞いてみました。

僕『本戦準優勝は本当に凄いですよ。今年は出るんですか?』

Y.A.Sさん『いや優勝出来なかったから意味無いんだよ。何か去年はいいやと思って出なかったけど、本戦で優勝したいし、今年は横浜予選出るよ』

ちょっと曖昧なんですが、こんな感じで答えてくれました。


僕『楽しみですね!僕も出たいと思います。まだまだなんですが…』

そんな感じに答えたら、一瞬真剣な眼差しでこう言われました。

Y.A.Sさん『そんなこと無えよ。1horseも勝ちたい気持ちでやれば本戦行けるし、俺も負けないようにやるし頑張ろうぜ』


嬉しかったんですが、正直にこの時は弱気でこう思いました。

(Y.A.Sさんが言うほど簡単じゃないよな~)


それから一年以上経ち2011年の横浜予選、僕がまさかの優勝…

誰一人期待していなかった。競馬なら確実に万馬券でしょう。

決勝の相手はY.A.Sさんでした。

2011年の自分を考えると今でも信じられない。


…あの横須賀の時の言葉は今でも忘れられないです。

Y.A.Sさんは人柄的に本当に前向きな人なので、周りのMC全員にそういう士気が高まる言葉を掛けてあげてるような気がしますし、本気で言ったわけでは無かったと思います。

ただ正直不可能だと思っていたんですが、実現する事が出来て、やはり結果を出している人の言葉は凄いなと思わされました。

Y.A.Sさんに聞いても覚えてないと思いますが、僕の中に深く刻まれていますし、逆に今はその言葉を信じてバトルはやっています。また必ずあの舞台に立つ。

自分の話にしてしまい申し訳ありません。


話逸れましたが、Y.A.Sさんは最も尊敬しているMCの一人です。

奥さんと子供2人、家庭を守りながらの音楽活動は僕なんかが分からない程大変だと思います。

この間の常陸杯でお話した時も、本当に今仕事など大変みたいなんですが、持ち前ポジティブヴァイブスでY.A.Sさんならどうにかしてしまうんだと思います。

Y.A.Sさんの周りには常にスマイルが溢れていると思います。




そんな状況の中でも今年もUMB静岡予選優勝(5回目!!!)、ファイトクラブ核Mix予選でも優勝と本当に結果を残し続けています。



先日手に入れたMixCD『ヤスマニア物語』も最高で、先週久々に地元で2日間車を運転した時もずっと聴いてました。




やっぱりY.A.Sさんは最高だ。

MC鈴木DXさんも交えての会話の時に久々に名前を耳にした『ワサビda伝道師』も最高なネーミングだと思います。

UMB2007静岡準予選優勝
ワサビda伝道師氏



最後に。

去年活動休止明けに会った際に掛けられた言葉…

『1horseも動いてるけど俺はもっと動くし、負けねえからな。何かあったらすぐ電話しろよ。生きろよ』

…本当にありがとうございます。

Y.A.Sさん同様スマイルで突き進みたいと思います。




今回はここまで。

明日は折り返しの30日目ということで【中間地点&???】について書きたいと思います。

宜しくお願い致します。

過去日記
【第1日目•自己紹介①】

【第2日目•自己紹介②】

【第3日目•自己紹介③】

【第4日目•主催していたイベントについて】

【第5日目•誕生日】

【第6日目•凱旋門Recordings】

【第7日目•デモCD•宅録の足跡】

【第8日目•1st Album 深核】

【第9日目•12インチレコード 深核EP】

【第10日目•2nd Album Sequence Music】

【第11日目•Free DL 2012夏e.p】

【第12日目•EP Between 2nd And 3rd E.P.】

【第13日目•EP Between 2nd And 3rd E.P.②】

【第14日目•MV Dream Walking】

【第15日目•リスタートジャケットとLAZY-13氏】

【第16日目•参加陣①nexus-X&Kazubariki】

【第17日目•参加陣②蝋人G女氏】

【第18日目•参加陣③Osurek Bertop氏】

【第19日目•参加陣④yukihILL氏】

【第20日目•参加陣⑤tanpi氏】

【第21日目•参加陣⑥I.B production】

【第22日目•参加陣⑦KO-ney氏】

【第23日目•参加陣⑧ElmØre氏】

【第24日目•参加陣⑨KOYAN MUSIC氏】

【第25日目•参加陣⑩CARREC氏】

【第26日目•参加陣⑪ROOK氏】

【第27日目•参加陣⑫究慈氏】

【第28日目•参加陣⑬ヒロキ氏】

1horse Official web
http://1horse.jimdo.com


ここから下記は毎回日記に書かせて頂くお願いになります。

下記Twitter告知用の文章をいくつかご用意致しました。

もし宜しければ、こちらをコピーして頂き、拡散などして頂けたら嬉しいです。

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2014年12月10日発売
1horse 3rd Album『リスタート』
【Featurig Artist】
サイプレス上野,DEJI,Y.A.S,ヒロキ,究慈,ROOK
http://t.co/2HUPtDAprq

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2014年12月10日発売
1horse 3rd Album『リスタート』
【Trackmaker①】
CARREC,KOYAN MUSIC(SDJUNKSTA),ElmØre,KO-ney,DJ RIND,yukihILL
http://t.co/2HUPtDAprq

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2014年12月10日発売
1horse 3rd Album『リスタート』
【Trackmaker②】
Osurek Bertop,I.B production,tanpi,蝋人G女,Kazubariki,nexus-X
http://t.co/2HUPtDAprq

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2014年12月10日発売
1horse 3rd Album『リスタート』より先行配信曲MV
Dream Walking(Prod by ElmØre)
https://t.co/zomLOaYktr

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毎回の最後の締めになりますが、出来る限りの事をやって悔いの無いリリースにしたいと思っております。

音源的には納得いくものが出来たので、多くの方々に聴いて貰いたいです。

ただ、まだまだ個人では広げていくのが、難しいです。

宜しければ皆さんの力を貸して頂けると本当に助かります。

ステマみたいで申し訳ありませんが、小さな事でも積み重ねていきたいと思いますし、将来に繋がります。

まずはこの日記を是非RTしてやって下さい。

宜しくお願い致します。

以上

I'll be back☆

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2014年12月10日発売
【3rd Album『リスタート』/1horse/凱旋門Recordings(GSNMN-008)】¥2,500+Tax

また新たな旅の始まり…

沈黙から完全に復活し、溢れんばかりのバイタリティを源に活動する神奈川秦野出身のMC、1horse。

2nd Album『Sequence Music』から約三年の時が経ち、活動休止も含めた様々を経て、今までを見つめ直し、この三年間を凝縮した『リスタート』と銘打った3rd Albumが遂に完成。

活動再開後、UMB2013の東京予選でベスト4などMCバトルでの活躍やキレを増した多くのライブを重ね、『Between 2nd And 3rd E.P.』『Between 2nd And 3rd E.P.②』と3rdの架け橋となるEP2枚をリリース。

人生とは何だろうか…

辿り着いた今作品にはそんな思い通りに進まない三十路前の苦悩、その中に見い出す前向きな感情や希望、怒り、闇、本音…今まで内包されていた感のある奥底まで感情全てをさらけ出し、ストレートにリリックに落とし込み形になった。

過去作品に比べ、よりシンプルになった言葉は重みが増し、殆どが1度聴けば頭に入る曲ばかりで構成されている。

トラックメイカーには初めてとなるCARREC、KOYAN MUSIC(SDJUNKSTA)、ElmØre、KO-ney、Osurek Bertopと既にシーンを騒がせている敏腕に加え、DJ RIND、yukihILL、I.B production、蝋人G女と身近の間違いない面子が勢揃い。

勿論凱旋門からも才人tanpiにKazubariki、nexus-Xが後押し。

客演にはサイプレス上野、DEJI、Y.A.S、ヒロキ、究慈、ROOKと重鎮から若い才能までが集結。

Lazy-13が手掛けたジャケットからも感じることが出来る、過去から脱却し、今の自分を信じ勝負に打って出る本番、これが3枚目。

先行で届けられた『Dream Walking』も含め全20曲、
約70分のフルセット、繰り広げるロングラリー必聴盤。

Trackmaker
CARREC,KOYAN MUSIC(SDJUNKSTA),ElmØre,KO-ney,DJ RIND,yukihILL,Osurek Bertop,I.B production,tanpi,蝋人G女,Kazubariki,nexus-X

Featurig Artist
サイプレス上野,DEJI,Y.A.S,ヒロキ,究慈,ROOK

-Track List-
01.リスタートのOpening
(Prod by Kazubariki)
02.準備
(Prod by Kazubariki)
03.Restart
(Prod by CARREC)
04.Focus feat.DEJI,ヒロキ
(Prod by I.B production)
05.チャレンジャー
(Prod by CARREC)
06.腹減ノ詩
(Prod by 蝋人G女)
07.小旅行 feat. 究慈,ROOK
(Prod by tanpi)
08.打ちこわし
(Prod by 蝋人G女)
09.Skit -2年連続の失敗-
(Prod by DJ RIND)
10.好きな事だけ出来たなら -二つの世界-
(Prod by yukihILL)
11.History
(Prod by ElmØre)
12.また会おう
(Prod by Osurek Bertop)
13.気持ちだけ
(Prod by 蝋人G女)
14.Skit -ブレインノイズ-
(Prod by nexus-X)
15.ヒップホップの無い生活
(Prod by Kazubariki)
16.Dream Walking
(Prod by ElmØre)
17.ソノサキ feat.Y.A.S
(Prod by tanpi)
18.聴こえる feat.サイプレス上野
(Prod by CARREC)
19.Big Wave
(Prod by KO-ney)
20.リスタートのEnding
(Prod by KOYAN MUSIC(SDJUNKSTA))

02,11.Scratched By DJ SION
03.04,05,15.Scratched By DJ RIND
All Mastered By Taizo Hayama At Green Brew Studio
Art Works By LAZY-13&Kazubariki


【MV】1horse/Dream Walking(Prod by ElmØre)

https://m.youtube.com/watch?v=4Ik8_3PRPAk



【予約開始】
TOWER RECORDS

DISK UNION

WENOD

HMV

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