人生が


生きることが


こんなにも悲しいと知らなかった



母が逝ってから

好きだったカフェに一人で行くのは楽しく思えなくなった



一年以上過ぎてもクヨクヨしていて

家族でさえ呆れている



でも

私を忘れずに居てくれる人がいる


会うときも会えないときも

話すときも話せないときも

便りがあってもなくても

あの人が居てくれると私は知り


1日24時間のうち数分

あの人を思うようになった



一日なかのその数分を繋ぎあわせて

きょうも悲しみと一緒に

時々笑いながら暮らしている



数分

時の力


ありがとう