不機嫌彼氏のなだめ方
昨日TVでネコの番組を見ていて、クロネコ彼氏を思い出してしまい
本編は、涙なしでは見れない状況なので
クロネコのスピンオフを、と思いまして。
賀神の兄・ユージンのお話。
本編に出て来るアンジェロも気になるので、ちょっと確認しようとも思って
賀神をハリウッドに呼んだ、映画監督です
確か不機嫌の方に出てた様な気がして…
読むの何回目だろ~
って位、読み返している作品です
もちろん、クロネコ~、も
ネタバレ有り
イギリスの名家に育ったユージンは、豹になる猫化の血を引いている。
ユージンは一度だけ、幼なじみで側近を努める高見沢とセックスしたことがあるが、その後何も無かったかのように結婚し、一人息子のリオを授かった。
後に妻とは離婚し、表向きは平穏な日々を過ごしていたが、ある日、高見沢が見合いすると言い出し……
仕事もあり弟の事も気になる為、日本に行くユージン。
高見沢は休暇を取ると言って、ついて来てはくれなかった。
弟の恋人・真悟に別れるように迫るが、頑として譲らない。
弟達を見ていると、何故自分と高見沢も弟達みたいになれないのか?という思いで一杯になってしまう。
格式高い豹の血筋を絶やしてはいけないと思い、高見沢への思いを封印して結婚したから、弟もそうしなければいけないと。
真悟との生活を邪魔され限界にきた賀神が、高見沢に連絡し日本へ。
ユージンを連れ出し、今まで我慢していた思いをぶつけながら抱く。
もうアナタの命令は聞かない、そう言いながら激しく抱く高見沢を見てユージンは、自分がこんな風にしてしまったのかと思い、解放すると言う。
そんなユージンに俺の子を孕めば良い、そうしたら解放するなんて言わせないのに、と更にユージンを求める高見沢。
ユージンは、よくわからなくなる。
次の日、ユージンが起きてみると高見沢はいなかった。
ユージンの子供・リオの面倒を見ていたのだが、自分の側にいない高見沢を探しにフラフラと外に出る。
人込みに紛れてしまい警備の目が届かなくなってしまい、高見沢にその連絡がいく。
連絡を受けた高見沢は、ユージンを探しだしホテルへ連れて帰る。
体調が悪くて熱もある体で、薄着のまま外に出てひどくなったらどうするんだ、と心配した事を話す。
ユージンはもう自分の側から離れないで欲しいと、気持ちを告白。
高見沢も、一生アナタを愛するのが仕事だとユージンに伝える。
お互いの気持ちを確かめ合い、激しく愛し合う2人。
リオは賀神と真悟が見ていてくれていて、不本意ながら礼を真悟に言う。
そんなユージンにひどく驚く周囲。
高見沢と恋人になったからか、少し気持ちに変化があったようである。
と、こんな感じの内容です
やっぱり何度読んでも良いな
クロネコ彼氏の愛し方を読んでると、時系列が理解できて良いと思います。
愛し方でのユージンは、頑なな冷徹なイメージですが。
本当はスゴく一途で真面目
だから血筋を残す為に、自分を傷つけても傷つけても耐えて生きて。
愛される事が許されないと思い、ならば側にいさせようと側近にさせて。
小さい頃に、それが恋と分からない内から恋に落ちていて
強い反面、弱くもあり…
そこが魅力的
1番のポイントは、すぐ泣いちゃう所
すぐ勘違いしてすねて泣く。
普段のキリリッとした姿からは、想像できない位のギャップ
Hの時の可愛らしさは、たまりません
高見沢も良く我慢出来てたな~
スゴい忍耐力です
でもやっぱりリオが1番カワイイ
最初はけーちゃんだったのが、いつの間にか真悟になって(笑)
むくれた顔もカワイイです
描き下ろしは、不機嫌彼氏のねだり方です。
ここでアンジェロが登場します
顔は出てないけど、ユージンにラブレターを出す役でした。
高見沢の回想の中で、昔、無意識にユージンの周囲を牽制していたと思うけど、実は無意識ではなかったと言う話。
高見沢の妨害でアンジェロのラブレターは、ユージンに届いていません
本編でも賀神に、ユージンに会わせてとしつこく言ってますが…
報われないアンジェロ
このねだり方で、ユージンが日本にマンションを購入したから、一緒に住もうと高見沢を誘います
これが、あふれ方に繋がって行くんですよね。
あふれ方が、痛い位の切なさなので。
カップルは違うけども。
ユージンのトロトロ姿も堪能して(笑)
たっぷりラブラブシーンも
ユージンはカラーで見ると、ハーフだったな~と思い出しました