クロネコ彼氏のあふれ方 Final　感想

Dear ＋ 6月号掲載の、

クロネコ彼氏のあふれ方

ついに、ついに――っ

Finalへと…

もう、何も言うまい…
いや、感想だから言うけども(笑)

とにかく、先にネタバレから行った方が良いですね

私の解釈も入れてありますので、ご注意を

ネタバレ有り

12thの感想はコチラ

http://s.ameblo.jp/2759-1/entry-12152702716.html

Finalの感想

ようやくお互いの素直な気持ちを確認し合い、愛し合う賀神と真悟。

賀神は、自分なしじゃ生きられないくらいいじめてあげると真悟に詰め寄ると、真悟は賀神の左手・薬指を噛んで歯形を残す。
指輪の代わりに。

本物の指輪じゃないけどまたつけるからと伝え、真悟は自分のモノだと言いながら左手を繋ごうとするが、手を離されてしまった。
賀神からもらった指輪をはめた真悟の左手と、指輪代わりの歯形がついた賀神の左手。

お互いの左手を繋いだまま抱き合いたかった真悟は、手を繋ぐと賀神に言った。
すると賀神の様子が変わり、猫化して豹の模様が身体に現れた。

そして甘くて重い豹の匂いも。
真悟は知っている、賀神の身体に豹の模様が現れる時の意味を。
それを見た真悟は賀神の豹紋を触りながら涙し、豹紋も中の形状も好きで、全てが嬉しく、愛していると心から素直に伝えた。
真悟の告白に賀神は、次第に優しい顔付きになっていく。

抱かれながら真悟は、リオが賀神の代わりにたくさん好きと言ってくれたから、その返事を言いたいのだと、本当の気持ちを。

好きも、愛しているも、どれだけ言っても足りなくて苦しい。

これが真悟の気持ちの全て。
その言葉を受けて賀神は、もっとたくさん、ずっと言って？と返す。

激しく、熱く、濃厚に抱き合う2人。
想いが尽きる程愛し合った後に、賀神は愛の言葉を真悟に贈る。

優しく、優しく、愛しているとありがとうを。

それでもまたすぐに足りなくなってしまい、気持ちを確かめる様に重ねる様にキスをする。

翌朝起きると、賀神の匂いが真悟を包んでいた。
不安がなくなった途端に、匂いが戻ったようで安心すると同時に、現金すぎる自分が少し恥ずかしくなる真悟だった。

そして帰国する時、賀神は真悟と離れるのがイヤで不機嫌極まりない。
毎日電話をし、写真を送り、スカイプもして、Hな事もしたいと冗談のような事を言うけど、かなり本気にも見える。

そして我慢せず、全てを伝えて欲しいし知りたいから隠さないで？と真悟に話し、真悟はその言葉を素直に飲み込んだ。

そして2人がキスをしようとしたら、突然、リオが2人の間に割って入る。
真悟に会いたいが為に、ユージンと一緒に渡米してきたようだ。

真悟と遊びに行きたいと言うリオに、アッサリ帰国を延ばす真悟
賀神が、懇願しても断ったと、拗ねる。
そしてリオが真悟の事を大好きと言うと、真悟は俺も大好きと、返事は賀神に。
キスを添えて。

帰国してから2人は、毎日連絡を取り合っていて、気持ちも全て伝え合っている。
全て伝え合うからこそケンカもするが、だからこそ会いたくて会いたくて、会いたくてたまらなくなる。

そんな気持ちで1人の部屋に帰宅すると、仕事の小さな隙間を縫って賀神が帰国して来た。
溢れそうな気持ちも、匂いを嗅いでしまえば大丈夫。

｢おかえり｣と、優しく抱き締めて迎えた。

と言う、お話でした