運命のΩは、神への生贄だった―――。 次期国王として大切にされている狼獣人・バルド(α)は、奴隷商人から引き取った真っ白な髪と肌に真っ赤な瞳を持つアルビノの半獣人・マヤ(Ω)を見て一瞬で心を奪われる。「アレには触れてはいけないよ」敬愛する父王の忠告され、再び会うことも叶わないまま数年が経ったある夜、青年になったバルドがボロ小屋を開けようとすると中から甘い香りが――…!!そこには成長して美しくなったマヤが幽閉されていた。国の期待を背負ったバルドと死ぬために育てられたマヤの禁断の恋が今始まる!!
(裏表紙より引用)
帯にですね、『人気電子書店にて注目ランキング1位獲得!』とありまして。
心惹かれて購入しました☆
あと表紙!! 耳があったので (* ˘ ³˘)♡*
安定のケモ耳好きですw
シリアスなオメガバースだと思い、覚悟して読み始めたら… ((゜ㅇ゜)??? アレェ?
なんだかかわいいイメージ♡
時々ちびキャラになるのもそうですが、お話自体が何となくかわいい!
幽閉されていたので知能は幼児以下のマヤ。
あどけなさや無邪気が強いから、かわいいって感じたのかもしれません。
初めてブドウを食べた時の美味しくて驚いた顔、バルドも心奪われていましたが、私も キュ-(⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝)→ ン となりました!
字が書けないので、またブドウが欲しいと伝えるのに絵を描き(○が何個かあるだけ)ジェスチャーで伝えるマヤ、可愛すぎるっ :( ;´꒳`;):プルプル
たまらなくて震えてしまいました♡
はぁ~、メメメΣ(●´д`●)メチャカワァー
他愛ないやりとりに、前半は読んでて微笑ましくホワホワ .°ʚ(*´꒳`*)ɞ°.
最初からバルドは心惹かれてはいますけどw
徐々に雰囲気が変わりました。
ヒートが何かもわからないマヤを本能のままに抱いてしまうバルド。
止められない暴走を目の当たりにしたような…
あんなに優しい紳士なバルドもやはりαだったんだな、と種の強さを感じましたね。
傷ついたマヤはお城へ、それからバルドと過ごすようになりますが、バルドの婚約者がいて…
バルドとバルドの婚約者が寄り添う姿を見たり、バルドが婚約者を抱くのを見たり。
その度に感情を言葉に出来ないマヤの表情や仕草が、胸を貫くほど切なかったです ( ´ ᐞ ` )
言葉が足りない分、余計に…
その上、マヤは生贄として献上されることが決定、
あろう事かバルドの子宝を願う為の供物として。
自分の運命を受け入れるマヤのバルドへの愛が深くて、もう (๑•́́ ﻌ •̀๑)ぅʓぅʓ しっ放し…
( ºΔº )えっ、このままバッド!?と、ページを捲るのが怖かったくらいハラハラしました。
ラストは、バルドの覚悟が見て取れました☆
ちょっとバルドの父親が不憫ではありますw