こんにちは
たまには治療の話。
最近、踵の痛みを訴える小学生が多い
子供の膝の痛み=オスグッド
子供の踵の痛み=セーバー病
よくこれらを成長痛って説明している先生もいましたが、的はずれではないですがもう少し詳細な評価しないと
痛いところを包帯で固定して、終了。
また明日も来てね!
で終わってしまう。
さて、話を戻すと、
どちらも現代病なのかもしれません
共通だったのが
骨盤後傾
いわゆる猫背の子
今日来てた踵の痛みの子は
距骨下関節が回内が強く、
腓骨筋の低下や内側の腓腹筋の緊張の影響が大きく、
腓骨筋の低下による腓骨の下制アライメントだったので、腸脛靱帯の緊張の影響が大殿筋などにも波及したんじゃないかと仮定。
下から攻めるか、上から攻めるか。
患部が踵骨なので、患者の負担を考えて臀筋の緊張を取り除く方から始めました。
自宅でのストレッチなどしてくれたおかげで次の日には歩行時の痛みも消失し、圧痛も軽減してたんですが、
再発予防の事も考えないとダメですね。
いい勉強になりました。