こんにちは
トレーナーチームEsperanzaの佐々木純です
今日は色々と考えさせられる一日でした。
先日、起きてしまった関東東北豪雨。
何か出来ないことはないかとモヤモヤしていた。
一緒に行ってくれる仲間がいたので、ともに常総市へ。
始めは、僕ら医療従事者として何か出来ないことはないかと思っていた。
柔道整復師だから外傷の処置出来るし、出張治療みたいなことが出来たらいいね。
そんなこと考えていました。
少し上から目線になっていたことも気付かず。
何より、需要と供給のバランスを考えてなかった。
僕らが考えていた事はもう必要なく、
医療ボランティアは被災後数日が必要らしく、医療の力が必要な人はその時点で医療機関に回されている。
今は、泥にまみれた家や町を一日でも早く綺麗にしないと衛生的に危ない状況になる。
今日は個人の家で床掃除と、ゴミの撤去。
何故かリーダーに指名されみんなをまとめながら、依頼者の要求を聞きながらみんなに指示をしてって役で意外と大変でした
数時間動きっぱなしで疲れましたね
未だに水が残っていて、掻き出す作業も大変でした。
でも思った事は、僕も含めて個人で出来る事は限られているし、1人では何も出来ない。
外から見てる状況と実際行ってみて見る状況では大きな違いがあり、行って実際に見ないとわからない事が多い。
自分らが飲み会で話していた内容が馬鹿らしくなった。
治療を通じて元気になってもらおうなんて思っていたけど、そんな事より今は復興に向けて掃除したりした方が喜ばれる。
最後にありがとう。なんて言われたけど、先日まで普通に住んでいた家に土足で入り、写真とか片付けているうちに、やりきれない思いになりました。
でも、みんな前を向いて進んでいる。
今出来る事を始めている。
治療しようなんて僕らのエゴを押し付けて自己満だということにも気付かず情けなかったけど、行かないとわからないし、実際の現場で多くのことを学べた。
需要と供給のバランスは大切。
こういう時に手を差し伸べられるか、傍観者になるか。
手を差し伸べられる人が偉いとは言わないけど、
自己犠牲の精神はアンパンマンから学んだ。
僕らの仕事は対人なので、手を差し伸べられる気持ちの余裕は必要なんだと思う。
誰かを思って日々生きる。
大切な事。
帰りに麺堂 稲葉へ。
鳥白湯スープが絶妙で、何よりB'zのヘビーローテションw
予想通りでしたが、連休最終日にボランティアが集まらない日本の雰囲気が嫌いだ。
確かに明日仕事だからとか、分からなくはないが、休みたくても休まないで復興のために頑張っている人だって大勢いるのに、結局偽善者ぶって行ってる人ばかりなんだって思ってしまう。
もし、時間あって行ける人がいれば行ってみて下さい。
まだまだ足りません。
宜しくお願い致します。