こんばんは!



今回はちょっと難しい内容の話です。





同じような事を考えている先生もいると思いますが、


自由診療ってどうなんですかね?



一回5000~10000円。




50000円って設定している先生もいます。




その技術に価値があるからこそ、等価交換って事でお金をもらう。


技術をつけるために本を読んだりセミナー行ったり何よりたくさんの時間をかけて熟練された技術だからこそ、何万もの価値が出せる。


むしろ失ったものや時間を考えると安いくらいかもしれない。



僕もセミナー行ったり、安くない医学書買ったり、お金なくて都立図書館いってコピーしまくったり、いっぱい練習したりして時間もお金もかけてきた。


もらうべきものはもらう。


当たり前だ。



でも、受ける側はどうだろう。



富裕層はいいと思う。




自分の身体にお金や時間をかけられる余裕ある人はどんどん行って健康になっていってほしい。



逆に治療を受けたくても高くて受けられないって人も必ずでてくる。



その人はどうするか?




やっぱり健康保険をつかって安く治療を受けようとする。


しかし、これからはどんどん健康保険が厳しくなるのも目に見えている。



完全に使えなくなることはないとは思うが、ガリバーとかから来たり、国保でも区やから調査票が送られてきたり、これからはどんどん風当たりも強くなる。



行くことが犯罪ってくらいの書き方されてたりもするから、嫌な人は接骨院や整形に行かなくなる。



結果的に痛みがあるような人が増えて行くのかもしれない。




治療は何度も受けるものではないけど、一回で一生行かなくていいって程の治療が出来る人はそうはいない。


私も当然そんな事は出来ない。



でも、一回10000円出せば治るとは言ってもそのお金を出せる人はどのくらいのいるのか。


中にはお金出せないから、もういいやって治療を中止してしまう人もいると思う。



一回で治る人もいるし、継続して治療することで少しずつ良くなる人もいる。



継続して治療受けたい人はどうすればいいのか?


毎回10000円だと、継続してお金を出し続けるのは難しい人がでてくると思う。




お金ないと治療受けてはいけないのか?




このまま実費治療院が増えていくと、富裕層だけが健康になり、低所得者が治療を受けられずどんどん格差が生まれてくる。



そもそも、何のために勉強してきたのか?



私たちは老若男女色々な患者さんをよくしたくて勉強してたはず。


富裕層だけをよくしようと思って勉強していたわけではないと思います。



でも、世の中はお金ないと生きてはいけない。



それが現実。



受けられる、きてくれる人はだけを治療していけばいいのか?


そう思う自分と思わない自分がいる。


そんな問題気にしなきゃいいじゃんと言ってる自分と、日本変えてやろうぜ!ってこの問題に立ち向かう自分かいる。



この貧富の格差が進めば富裕層は健康になるためにお金だして、低所得者層は健康保険を使って安い治療を受けることで医療費が増えていき、結局医療費の削減は難しいかもしれない。





その人のために安い実費治療をしていけばいいのか。

それでは自分を犠牲にするだけ。


経営的に厳しいのも目に見えているから事業の継続が難しい。





この問題は本当に難しい。




何かいい案ないか夜な夜な考える日々....。



トレーナーチームEsperanza
柔道整復師
佐々木純