12月16日(木)晴れ
地球一周の船旅、53日目。
15ヶ所目の寄港地、パナマのクリストバルに着く日。
着岸予定時間は12時。
今日も綺麗な朝日が見れたし、イルカが3匹同時にジャンプしている場面も見れた。
午前中は、今月末に着くイースター島の映像を見る企画に出たり、明日通過する「パナマ運河の楽しみ方」という企画に出たりしていた。
パナマという国が出来た経緯とか、パナマ運河の構造、パナマ運河の通行料など面白い話が聞けた。
その後、友達と今日のパナマでの行動の打ち合わせをした。
パナマは今回の寄港地の中で、最も自由行動がお勧め出来ない場所だそうだ。
なぜなら言語はスペイン語だし、交通事情も良くないし、ガイドブックにも今回着く港の情報が一切載ってないし、何よりも治安が悪いというのが最大の理由である。
安全を考えて夜は、港のターミナルの外に出ることを禁止しているほどだった。
でも自分達は、今回も自由行動に挑戦することにした。
今回自分達は、現地のツアーでキャノピーを出来ないかと思って外に出てみた。
キャノピーとは、滑車を使って自然の中をターザンのように移動して楽しむアトラクションのこと。
オプショナルツアーでもキャノピーは用意されていたが、定員数が限られていてキャンセル待ちの人が沢山いたようだ。
港に降りたらタクシーがいて、話を聞くとキャノピーを出来るとのことだった。
今回は13人で行動して、英語が堪能な人や旅慣れしている人がいたのが幸いした('∀'●)
パナマはもちろんスペイン語圏の国だが、英語圏以外の国でもタクシードライバーなどは、ある程度英語が通じることが多い。
キャノピーは、大自然の中を滑走して珍しい経験が出来てかなり楽しかった。
↓写真はこれ。
その後は小さな動物園に寄ってから、安全な港のゲートに戻ってきた。
ゲートの中はショッピングモールになっていて、お土産屋やスーパーマーケットなど沢山のお店がある。
自由行動の人では、このゲートから一切外に出ていない人も多かったようだった。
自由行動で目的をやり遂げて帰ってきて、なんとなく達成感があったので↓現地のビールを飲んだりもした。
帰船リミットは21時だったので、一度船に戻って夕食をとり、部屋に戻りお金を持って再び船外に出た。
治安が良くないので、必要最小限のお金しか持ち歩いていなかったのだ。
ゲート内にあったお店で、お土産や食料品などを買ってから船に戻った。
夜はスターライトラウンジでカラオケのイベントがあったので、ラウンジ入り口で友達と飲み会をやったり、時々カラオケに参加したりした。
今日は、今回の旅で最も治安が悪いというパナマで、自由行動をして楽しんで無事に帰ってこれて良い一日になった。
明日はパナマ運河を通過する日。
(2011.4.5 記述)