星見の湟咋耳(八咫烏) | ◆笑門来福/夢の円座◆

星見の湟咋耳(八咫烏)

 

海から上がってきたというナムヂ(大国主)でも

知られる鯨面(刺青アイシャドー)は、

暑い国で日射から目を護るためのもの。

まぶたを暗くすることで目を閉じた時のサングラス効果。

日陰のない海上で、エジプトのような砂漠で

海流を通じてエジプト〜九州への海洋渡来民族の習俗。

 

 

海流上のマオリ、ポリネシアンの刺青にも影響を残す。

刺青は万が一海上事故で水死体になった時でも、

どこの家の者か判る標(しるし)にもなり、曽祖父まで

その習俗を残していた。

 

内腿には海神に噛まれて供物の姿勢を示した刺青。

 

勾玉などを手首や腰、足首などにも二重に巻き、

五つの小鈴をつけた銅鏡を腰に吊るす。

 

星見の湟咋耳(ミゾクイミミのミコト=八咫烏)

 

星見は航海の術。真水の確保も海洋民族の死活問題。

真水信仰。水脈、鉱脈を見つける力、天文、暦を読む

航海の標の技術が祭祀の先見や予言カリスマにも

 

九州のゴホウラ貝は装飾品として交易収益を上げていた。

 

 

ゴホウラ貝の断面カットは螺鈿細工の匠のHPから