星見の湟咋耳(八咫烏)
海から上がってきたというナムヂ(大国主)でも
知られる鯨面(刺青アイシャドー)は、
暑い国で日射から目を護るためのもの。
まぶたを暗くすることで目を閉じた時のサングラス効果。
日陰のない海上で、エジプトのような砂漠で
海流を通じてエジプト〜九州への海洋渡来民族の習俗。
海流上のマオリ、ポリネシアンの刺青にも影響を残す。
刺青は万が一海上事故で水死体になった時でも、
どこの家の者か判る標(しるし)にもなり、曽祖父まで
その習俗を残していた。
内腿には海神に噛まれて供物の姿勢を示した刺青。
勾玉などを手首や腰、足首などにも二重に巻き、
五つの小鈴をつけた銅鏡を腰に吊るす。
星見の湟咋耳(ミゾクイミミのミコト=八咫烏)
星見は航海の術。真水の確保も海洋民族の死活問題。
真水信仰。水脈、鉱脈を見つける力、天文、暦を読む
航海の標の技術が祭祀の先見や予言カリスマにも
九州のゴホウラ貝は装飾品として交易収益を上げていた。