にのあいの BL妄想です。
苦手な方はお戻り下さい。








「まさ…き…」


細くてサラサラの髪が  
今は湿って…頬に張り付き

紅茶色の  数本の筋が
雅紀の キレイな輪郭を 縁取っていた。


それを 指でそっと 耳へと掛け

オレは  息を ゆっくりと吐いた。


「…カズ兄が…好き、だよ…」


最後まで 言い終わる前に 
雅紀の唇を  塞いだ。


ンッ……

小さく漏れる声が  愛おしい。

もっと…聞きたくて 
塞いだ唇を 一度 離す。

驚いたように 大きく揺れる瞳。


「オレだってさ…
雅紀が…好きなんだよ」

「へ?   カズ兄…本当?」

「…ウソ言って どうするよ」


その瞳から…ポロポロと
涙が 零れ落ちる。

雫を そっと  親指で 拭うと  
その手を取られた。

…雅紀の顔が近づいて
再び唇が  重なった。


もう、これ以上は待てないと 
荒々しく 口付けられ…息が上がる。

差し込まれた舌は  
中を  探り、味わって…

大人のオレが リードしようと
そう思っていたのに

頭が ぼぅ…っとして 何も考えられない。

次第に意識が遠のき…


雅紀からのキスを受けながら
ズルズルと 湯船に沈んで行った。


「え? カズ兄?!」


雅紀の声が
どこか  遠くで聞こえる。


…オレは  すっかり 
のぼせてしまったようだった。




フワッと浮いた身体から
滴る 水が 音を立てる。

ガタガタと ドアを開ける音

柔らかいバスタオルの 感触…


気付くと

オレは リビングのソファに 
身体を預けていた。

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「…大丈夫?」

心配そうに覗き込む  瞳。


頬に当てられた
ミネラルウォーターの 温度が 
とても気持ち良くて

ボトルに添えられていた  
雅紀の手を取った。


「オレの所為だよね…ゴメン」

「フフッ…違うよ。  ね、水…飲ませて?」


雅紀は 手を持っていた ボトルへと
視線を向ける。


それを  自分の口に含むと

オレの  口へと… 流し込んだ。


ゴクッと  喉が鳴る。

そのまま…
深く口付けた。


背中に 手を回し  引き寄せる。

間にあった バスタオルが 邪魔で
床へと落とすと

何も…つけていない
二人の肌は  吸い付くように密着する。


雅紀の  股間のモノが 内腿に 当たり

オレのモノも…
ほぼ同じ所で  その存在を主張していた。



つづく

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

本来、お話のついでのような形で 報告すべきでは無いのですが。

去年のドームツアーには行けなかった娘っちと一緒に、8月6日 長野へ行ってきます。

6年目にして、初めて自分名義が当選しました。行けない報告の多い中、悩んだけど…

黙って行くのも….それも 違う気がして。


宮城の時

私が お友達に 想いを預けたように

今回 お友達から 預かれる想いがあるのなら
それを…届けてこようと思います。


何やら  まとまりませんが
この辺で…


miu