末ズのお話です。
軽く BL含みますので、苦手な方はご注意下さい。










「潤は  このまま…濡れたまま帰って 大丈夫?」

「あー…まぁ、どっかで時間を潰してれば そのうち乾くから…」

「うち、来る?」

「え…?」

「…あの、近いし…潤に 風邪引かせたら悪いと思って  「行く!」


言い終わる前に 叫んでいた。


「しっ! 声、デカいよ」

「ゴメン…」



…素直に 嬉しかった。


二人でい向かい合っている この空間。

苦しいくらい  
胸が締め付けるられてるのに

漂う時間は、何よりも甘くて…離れがたかった。


もう少し 一緒にいられる
そう思うと、自然と顔が緩むのが分かった。

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俺、今 最大級に
デレた顔してるんだろうな…


もしかして、ニノに見られたかも?

急に恥ずかしくなって
慌てて下を向いた。





「さ、行くよ?」


促され  顔を上げると

ニノの頬も…心なしか
紅く染まっているような

そんな、気がした。






俺が乗ってきた 自転車。

その後ろに…ニノを乗せて
二人で、ゆっくりと動きだす。



………


遠慮がちに触れるニノの手が
今の俺たちの距離感のようで

俺は、一度  自転車をとめた。


濡れた シャツの裾を掴む  その手を取り
しっかりと 腰に巻きつけた。


「…あの、潤?/// 」

「落っこちるから…ちゃんと掴まれよ」

「ん…」


俺の手に 収まる…可愛らしい手。

その手に  ギュ…っと 力が入る。

後ろから抱きしめられ…
手を繋いでいるような感覚に陥って

ダメだと思いつつ…躰の奥に 熱が灯った。


濡れた 俺の背中と ニノの 胸が 密着して

次第に 互いの体温が…
ふたりが 溶け合っていく。


肩のあたりに 触れているのは  唇?

かかる吐息に 
俺の…熱が増していく。


ダメだ。

落ち着け…


俺は 大きく 息を吐き出した。




「あの、じゃあ、道案内…ヨロシクな」


少し 縮まった ニノとの距離を
背中に感じながら

俺は 再び…ペダルを踏み込んだ。



つづく


*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

おはようございます (*^^*)

THE MUSIC DAY
私、昨日は飲み会で  残念ながら嵐さんは リアタイできませんでした。

これから 観ます!!笑

月末、月初…
めっちゃハードな 一週間だったなぁ。


良い休日をお過ごし下さい…


miu