先週のニノさんネタです( ・∇・)
おかしい。
全くもっておかしい。
なぜ、二宮くんが下ネタに乗ってこないのか。
俺と二宮くんと言えば、もうズブズブの関係な訳で。
まぁ…
二宮くんにとって、嵐兄さんたちが一番なのは当然としても、俺はその次くらいにはいると思っている。
何て言っても
乳首当てを許されるくらいだからな。笑
だから、乳首ネタに二宮くんが乗ってこないなんて不思議だ。
あり得ないっっ!!
そんな訳で、自分の疑問を解決すべく、収録終了後、俺は二宮くんの楽屋にこっそりと忍び込んだ。
キョロキョロと辺りを見渡す。
うーん、ここしかないな。
俺は大きな躰を器用に折りたたみ、テーブルの下に身を隠した。
上手くいけばYouTubeのネタに出来るかもしれない。ショートくらいには使えるだろう。
万が一見つかったらとしても笑って許してもらえるはず。
俺はそんな軽い気持ちで、いつものカメラを手に二宮くんが戻ってくるのを待ち構えた。
ガチャ
「おつかれさまー
着替えるから、ちょっと出ててもらえる?」
「はい、わかりました」
一緒に戻ってきたマネージャーさんが、廊下に出たようだ。
バレないように注意しないと。
窮屈な体勢の中、iPhoneの角度を何とか二宮くんに合わせた。
うん、これなら画角に収まっている。ふふふ。
おもむろに着替え始めた二宮くんは…
…え、ちょっと待って。
//////そんなことって。
いや、あれ?!
躰中に散らされたキスマーク。
その中で最も綺麗に咲いているのは、ぷっくりと赤く熟れた胸の粒。まるで…つい数時間前まで丹念に愛されていたかのように匂い立っている。
そこは乾燥なんてものとは無縁で、寧ろ大切に手入れされているかのようで…
「オレは別に乾燥なんてしないけどなぁ。
ってか、それより擦れてちょっと痛いのよ。
…もう。みんなに言わなくちゃ。あんまり触りすぎるから、敏感になって困るんだよな…」
そうボソッと呟くと、どう考えてもサイズの合ってないダボっとしたシャツを着込み、ドアに手をかけた。
もしかして、俺は…見てはいけないものを見てしまったんだろうか。
二宮くんのエロい躰を思い出し、ドキドキと胸がうるさく鳴っている。
そのままマネージャーさんを呼んで帰るのかと思ったら…
「あ、そうだ。
翔ちゃんがオレに塗ってくれてるクリーム、結構良いみたいだから、お願いしとくね。
風磨と樹の分も頂戴って。
それと、この動画はさすがに…出せないかな?
んじゃ、また後でね」
二宮くんは、くすくすと笑いながら楽屋を出て行った。戻ったマネージャーさんが残りの荷物を持ち、バタバタとその後をついて行く。
シン、とした部屋の中。
俺はのそのそとテーブル下から這い出した。
「…バレてたのか」
楽屋に置かれている鏡。
そこに映り込んだ俺の顔は、真っ赤に染まっていた。
おわり