今年も一足遅い春を追いかけて、箱根の湖畔の一本桜を見に行ってきました。
芦ノ湖のほとりに佇む樹齢100年の大島桜は、実は5本の寄せ植えなんですが、巨大な一本の桜の木に見えます。
7年前に雛ねーさんと最後にこの桜を見て以来、毎年ここに来ています。来年も一緒にここに来ようね、と約束したから・・・ここに来ると雛ねーさんが待っててくれてる気がするのです。
「ほら、あのときまだパピーだったへいぞーはすっかりたくましくなったでしょ。あなたのあとに迎えたこひなもすっかりお嬢っぽくなってきたよ。」
この日、一本桜は見ごろになったばかりの最高の美しさでしたが、あいにくの曇り空と湖にどんより沈んでいました。あの日雛ねーさんといっしょに見たキラキラの桜にはちょっと及ばないな・・・
そしてもう一つ残念だったのが、去年までは地面すれすれの低いところまで花が咲いていたのに、今年は枝がもちあがっていて低いところに花がありません。樹が剪定されてしまったのかな・・・