岩田は6回に崩れ、先発投手としてゲームを作れずに降板。開幕から5試合目、今日初めて大量失点してチームは撃沈した。今日は殆ど映像は見れなかったが、岩田は球が上ずり制球が不安定。いい出来でもなかったようだ。
5回まで併殺が3度。これにも助けられての5回2失点で89球。6表は岩田からの攻撃。ここで岩田に代打を送って攻めに転じるという選択もあったと思う。岩田はそのまま打席に入り、その裏に大量点を奪われた。
結果論になるがが、岩田の出来を考えれば代打策はあり得た。ラジオで聞いていたが、山田と畠山の遊ゴロ併殺もいい打球だったようだ。中軸の遊ゴロ併殺は紙一重。打球が速いので併殺にもなるが少し逸れればチャンスは広がる。
金本は打者出身、交替を含めた投手陣のことは矢野や香田に任せると言っている。今日の継投もコーチの進言があってのことだと考えられるが、昨日の藤浪、今日の岩田の交替機を見ると、どうも昨年の首脳と同じ匂いを感じてしまう。
運もなかった。6回一死からの遊ゴロ。記録はヒットだが正確な送球なら悠々アウト。ハーフバウンドになりゴメスが捕りきれなかった。鳥谷にしてはらしからぬ余裕のないプレー。昨日のはヒットで今日のはエラー。帳尻を合わせたわけでもあるまいし。記録員もプロならしっかりしないと…。
中村被弾の4点差ならまだ残り3回で分からなかった。救援した鶴。岩田が残した一、三塁で迎えたトリプル3の山田と打点王畠山。この両選手に鶴はいずれも2球で0－2と追い込んでいる。山田にはその後4球連続ボール。畠山には3球目にタイムリー。この2点タイムリーでゲームは決着した。
鶴は山田、畠山に投げた9球のうち1球も内側を攻めていない。シュートが持ち球でありながら、昨年のタイトルホルダーに対し追い込みながら逃げの投球に化した。畠山の3球目は外のボール球。内側を攻めないから踏み込まれる。梅野はどう考えてサインを出していたのか…。
配球はあまり気にせず見ていることも多いが、今日の鶴の投球（配球）にはかなり失望。シュートが武器ならもっと大胆に攻めないと生き残れない。西本聖や川崎憲次郎など、成功したシュート投手は、これでもかとばかりシュートを続けた。
日本ハム戦力外の鵜久森に勝ち越し弾。真中の起用が当たり鵜久森も起用に応えた。鵜久森と言えば上甲監督の済美高校で4番を打ち春夏共に活躍した。そして初出場した選抜で3番を打っていたのがタイガースに入った高橋勇丞。
肩がめっぽう強くて期待していた外野手だったが、伸びきれず6年間のプロ生活で引退した。横田、高山、江越、緒方…。期待の大きい外野手が多い。名を残す外野手が一人でも二人でも出てくるんじゃないかという楽しみが今はある。
明日のヤクルト先発は新外国人投手、見たことはないが、今日投げた杉浦の調子が抜群によかった。杉浦先発だったら相当てこずったのではないかと思う。前向きに考えて明日はメッセンジャーに今季の初勝利を。
明日のヤクルト先発は新外国人投手、見たことはないが、今日投げた杉浦の調子が抜群によかった。杉浦先発だったら相当てこずったのではないかと思う。前向きに考えて明日はメッセンジャーに今季の初勝利を。
新井貴浩、2000本へ着々と。あと「21」
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