私は、22才で結婚し、23才に長女、24才で次女を出産しました
今思えば、理想をものすごく高く設定していました
いつでも、にこにこしたお母さんになりたい
主人も、いつも優しく、一緒に子供のめんどうをみてほしい
その割には、主人の朝ごはんを作るのがめんどうで寝ていたり、家の中が散らかっていても、片付けがめんどうで、しなかったり、イライラすると、子供に怒鳴ってみたり、そんな自分が嫌でした
主人は、祭り好きなので、祭り時期は、会合やらで、あまり家にいてくれません
その事にもイライラし、主人にあたってしまいます
私は、口が達者な方ですから、主人が一つ言い返すと、10倍くらい返していたので、その頃の主人は、私に対して、あまり言い返す事もありませんでした
主人の帰りも遅くなるわけです
でも、私は、主人を責める気持ちにとりつかれていますから、『なんで、私ばっかり大変なの、もしかしたら、世界で一番不幸かもしれない』
と、思ったことがありました
小池義孝(一義流気功)先生の気功教室でこの話をしたことがあるのですが、先生は「人間てすごいですね、衣食住が困ってないのに、世界で一番不幸と、思えるのですから」と、笑っていらっしゃいました
本当に、バカな思い込みですが、好きな人と結婚して、二人の子宝に恵まれ、生活費もキチンともらって、すごい贅沢はできないけど何にも困らないで、生活できるのに、本気でそう思っていました
さすがに私も、『衣食住が困ってないのに、世界で一番不幸は、ないな』と、早めに気づき、『なんか私、おかしいな』と思うようになりました