皆さま、こんばんは。
2024年も2月ですね。はえーです。
中々会えていない皆さま、お元気でしょうか。
今年は、あけましておめでとうの概念をいろんな角度からぼおっと眺めて手を伸ばせずにいた年明けでした。
(溶けていくのをただ待つ雪だるま。それでも手が肩が上がっていて)
世界でも日本でも色々ありすぎる。ありすぎて、「生きる」を色んな角度からまた眺めております。眺めてるっていうのもなんかあれですが。
暗いブログの幕開け。と今思いました。笑
中々気持ちが上がらない時代ではありますが、誰かの楽しむ喜ぶ姿を見ることでなにより救われてもおります。無理して笑わないでいいから、本当に楽しかったら笑ってみせて。
ーというわけで、劇団PIS★TOLは本年も春の公演が打てるようです。
外では梅が綺麗に咲き、まん丸のメジロが愛嬌たっぷりな姿を見せてくれました。あいつ本当可愛いなあ…
春の気配、肌寒い中にもぬくもりを探しながら
私も来たる出番に備えてまいります。
2/5(月)
大雪が予想される中、我々劇団PIS★TOLの顔合わせは行われました。
皆さん、ご参加ありがとうございました。
色んなつらいことがあるねえ、なんて会話はないんですが、みんなきっとどっかに抱えていて。顔を見れば「やってやろうぜ」と心の声が響いているように感じました。勘違いかもしれません。わたし作品のゾーンから抜けられないんです、すみません。
今作「肩を上げろ」
プロレスと家族と運命、シナリオの話。
良くも悪くも、なんでこんなことが?って生きているとあります。運命。なのかなとか。
プロレスの世界にはブックや「シナリオ」という言葉があります。決まった運命みたいな。
人生にある運命みたいなもの
プロレスにあるシナリオみたいなもの
みたいなものとしか言えないけれど
この2つが物語の中、ぶつかありあっていくお話であります。
タイトルの肩を上げろとは?
プロレスの決着方法の一つ、倒れた相手の両肩をリングに押さえた状態で3カウントを取れれば勝ち。押さえられた方は3カウントまでにどちらかの肩を上げマットから離せばこれを回避。
(カウントはレフリーが数える)
この行為をさしているわけであります。
プロレスラーは受けの美学がありますから、相手の攻撃を避けないで受け止めることが多々あります。相手の攻撃を受けて受けて、その上で勝つ。
すごいかっこいいですよね。
僕なんて一発でKOなもの何発も。日々のトレーニングでそれを可能にしていくんです。向かいに立つ共に命を懸けた相手のため、お客様を楽しませるため。簡単にやってのけてるように見えますが、全然簡単なことじゃないんですね。
元読売ジャイアンツの二塁手、仁志選手がファインプレーをファインプレーに見せないのがプロ。と仰っていたかと思いますが、それに近いことです。
こうして話が脱線しますが、その…
生きると色々あるんだけど、3カウントまでに肩を上げよう。というタイトルです。
もっと言うなら2.9カウントまでは休めばいい。
高校の同級生の影響で観るようになったプロレスですが、こうして今も僕の中にあるルーティンの一つであります。いつか書く時が来ると思っていましたが、いざ目の前にすると今まで受けた影響の大きさを感じてしまいます。しかし、知識とかマニアックに偏ってはいないので、その世界を生きる人たちで笑ったり、きついよね、でも頑張ろうとか一緒にしていただけたらいいなと思って作っています。
そんな今作ですが、まだまだ納得のいくところまでは到達しておりません。(してねーのかよ!)
違います。してると思ってましたがしておらず、稽古が始まるまでもうひと勝負、ふた勝負します。(がんばれ!)
希望に向かってまだまだ抗ってゆきたいと思います。もし、未来が決まっていたとしても抗っていく。プロレスラーにもこんな瞬間があるかもしれない、そう思って自分も闘います。
既にいただいておりますご予約、すごく凄く励みになっております。
心より御礼申し上げます!
3月の劇団PIS★TOL
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
舞台「肩を上げろ!」
あらすじ
インディープロレス団体『ゴールドプロレス』は全盛期。目指した会場でのメインマッチ、その一戦は多くの人の人生を変えてしまった。
「そのマスクよこせ、俺が全部背負ってやる」
赤コーナーと青コーナー。ふたつの家族の行方は。一方、あの日から衰退していったゴールドプロレスは復活の狼煙を上げようとしている。あの日以来、あの会場へ。様々な運命(シナリオ)を乗せ、いまゴングが鳴る。
プロレスと家族と運命(シナリオ)の話。
ご予約
絶対観に来て欲しいです!
近々またブログします!
一旦ありがとうございました!