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全24話、観終わりました。いやー、泣いた泣いた。
シリーズの前半は「強さと弱さ」がテーマだったかね。
自分の弱さを認めて乗り越えたミコトは、強さ以上に優しさを手に入れた。これがキーとなり、後半に繋がる。

後半では、1期で「個」への固執が強いまま終えた未消化なテーマも見事にフォローされていた。
独りより二人、二人より‥そんな絆を通じた少女らの爽やかで可愛らしくてひた向きな姿に、オジさんの涙腺は粉砕。最終話では、始まりから終わりまで涙が止まらなかったもの。
テーマは「人」かね。

少し冷静になった今、ストーリーや演出に突出した斬新さを感じるところは少なかったが、アクションシーンの素晴らしさが異常過ぎたと思わざるを得ない。

カーチェイスやロボによるそれらも凄いのだが、やはりヒトの格闘シーンは更に特別。
格闘に於いてもこだわりのある俺の定説であるが、人間の繰り出す最も大きな破壊力は「蹴り」だ。故に最も美しいとも思っている現実のそれでは、アンディ・フグのフグトルネードや山崎一夫のカミソリキックにもゾクゾクしてきたが、その最たるものは「ソバット(大谷晋二郎のがベスト)」だと思っている。まさかそのソバットを繰り出す乙女
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と対面できるとは。こんなセンスにもガッツリやられた。

いくつもの胸を撃つエッセンスに溢れた作品だが、俺的MVPは、やはり「新井里美さん」に贈りたい!
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その分身である「黒子」のトンガったキャラ立ちも勿論だが、そのブースター役としてハンパない演技力。だから一番笑わされたし、泣かされた。

その独特な声質とスキルから勘違いしていたのだが、新井里美さんて年下だったのね。じゃあもう里美ちゃんだ。「生徒会役員共」でも引っ掛かっていたが、完全にファンになっちまったよ。

また良い作品に出逢えて幸せでした!
1期越えの90点!