遂に観てしまった。「STAND BY ME ドラえもん」。

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newドラえもんデビューがこういったカタチとはね。

フルCGなデザインに瞬間「ん⁉︎」となりつつも、即対応。こういう技術って国内は弱いんじゃないかと勝手に思い込んでたけど、とんでもないね。初めて見るデザインなのに、慣れ親しんだ「ドラえもん」だと気持ちが認識するのに時間はいらなかった。きっと、それだけスタッフの愛情が込められていたんだろう。

もう「ドラえもん」だから、細かいところを語る必要は無いね。
長きの活躍によって培われてきたドラえもんイズムたる制作側の職人感覚と最新鋭の技術の融合は心地良く、スタイリッシュかつ懐の深い、ハートウォーミングな良作でした!

俺はまあドラえもんの顛末を体験してきたけど、どういう訳かドラ経験値がほぼゼロにきた小学生の息子と一緒に観ても涙するタイミングは一緒だったので、誰が観ても良いものだったんだろう。

おじさんの視点では、のび太は眩しくてねえ。静ちゃんの親父と同じ心境だったよ。
「わんぱくでもいい。逞しく育って欲しい」という丸大ハンバーグなどには全く及ばないところの「馬鹿でもいい。勇気の持てる子に育って欲しい」との理想を我が子に馳せるオヤジとしては、のび太こそゴールデンチャイルドなのかもと新たな発見。

CGである必要性などを考えた場合いささかな疑問は残ったが、ジャイアンやスネ夫を筆頭とした声優さんらも頑張っていた!
「テラ泣ける」「静ちゃんが可愛い」とかの世間評を耳にしていたけど、おおよそ同感。静かに温かく泣けたよねー。
85点。