延べ1年に渡ったスターダストクルセイダースの旅も遂に終わった。
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演出など細かな点を除いてほぼ原作通りに進められた作品だったが、それは青春時代の高揚感を再び味わうことのできた満足な仕上がりだった。

とは言えアニメとして、と考えると。

シリーズ安定の良ED曲に対してクセのあるOP曲も次第にクセになり、それはおろか、企画曲の「オインゴボインゴ」なども愛せた技有りな面は高く評価。

一方、一番気になったのはやはり作画。線の多い原作だからと妥協しても、尚許せないレベルでの荒さも目立った。アヴドゥルの間抜けヅラや承太郎の恵比須顔など、そんなワケない表情をいくつも目の当たりにしてきては「えぇ~っ」と落胆してきたものだ。基本的にスタンドはフルCGで良かったんじゃね?スケルトンビジュアルの方が臨場感とかリアリティーに繋がった気がする。

あと話数構成も単調で工夫が見られなかったとか、エジプト編を前に随分焦らされたとか。総じて制作側にはやや不満が勝つ結果でもあったので、70点。