2クールを使っての全22話、観終わりました。
これはもう設定の妙というかね。
これはもう設定の妙というかね。
「先生を殺す」という目的からしてキャッチーだけど、ある程度の話数を視聴しただけでも自らオリジナルのストーリーを作ってみたくもなるほどワクワクな材料が豊富に揃えられているカンジ。
そういう観点からは、久々に原作者という存在から凄味を感じたなあ。こいつはスゲーアイデアマンだぞ、と。
ただそんな設定以上に新鮮なシナリオがあったかと言えば、そこはちょっと物足らなかったのも事実。恐らく「ジャンプ」という土壌が許可を出さないのだろうが、持ち前の「暗殺」というジャンルでサスペンスに振り切れないのなら、せめてコミカルに「暗殺」術を日常的に活かす描写を増やして生徒の成長とキャラクターを分かり易くして欲しかったかな。そんなコメディ方面に振っても楽しいはず。
序盤こそ少年誌のノリにウンザリきたが、中盤からはなかなか楽しく観れた。王道である生徒の成長とか、やぱツボだもんなー。良くも悪くも少年誌だということで、70点。