全24話+1話、観終わりました。
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これは書きたいことが山盛り。周囲にアニメを語れる人の居ない自分にあって、こういうブログという捌け口があった事をこんなに幸せと思った事も無い感じですわ。

まず初動で感じた心地良き昭和感は終始に渡り発揮。ていうか視聴する回を重ねる毎に予感は確信に変わる。
だって主人公の流子
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はもう、間違いなくコレだし。
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デビルマンのフォルム、マジンガーの色彩、ハニーのエロチシズム。このいいとこ取りが流子だということを、怨敵の出現
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で決定付けられる。こんなんどう見てもシレーヌ
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じゃないか。

勿論それだけにとどまらない昭和へのリスペクトは、これら
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をも彷彿とさせる設定が多く。細かいところでは「キン肉マン」や「ブラックジャック」をも模したシーンなども散りばめられていた。多分もっともっと、こういうネタがいっぱいあった感じもする。

そんなベースにニンマリする世代的なお得感は兎も角、何と言ってもまずは作品のパワーがスゴい。

エゴくて自己中な雄叫びを上げながらブン殴り合う少女らの格好良さが最高。今までアニメとは言え女子への暴力シーンは完全否定派だった俺の価値観は、いとも脆く覆えった。信念の宿るその野生行為は、性別に関係なく純粋で格好良く、美しいものなんだ!
良いとか悪いではない。暴力というものに説得力のある背景設定や作画が用いられたことで、至極素直に受け入れられたんだと思う。
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またシュール且つスピーディなギャグも冴えまくっていて、こんなハイボルテージで2クールやれんのか?っていう序盤の心配は、とんだ取り越し苦労に終わったこともゴイスー。
綿密に練りこまれたシナリオが、幾重にも訪れるストーリーの転調を違和感なく可能とした点。
またキンキンにトンガったキャラクター達の存在感が、大いに笑わせたり泣かせたりもしてくれた。
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そんなオモシロとビックリの連続が、全く退屈感の無いままエンディングまで突っ走った推進力となっていたんだなあ。

序盤こそあんまし響いてこなかったOP&EDの両テーマも、なぜか中途半端な16話からリニューアル。コレが両方キまくった!てか作中のBGMとかも記憶に残る好仕様で、音楽に関してもなかなかの満足感を得られるものに。

残念だったことと言えば、ちょっと間延びしたラスボス感ね。結局誰を倒したらエンディングなのか、そのボスも何段階レベルアップすんだよ!ってくだりを、若干引っ張り過ぎたかな。まあそれを経て尚泣けたエンディングだったのかも
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だから、これは一時的なインプレッションに過ぎないものかもだけど。

あ、25話はサービスってことで。アレはあっても無くてもいいね。

演者さん達も良かったなー。一人としてケチを付けたくなる存在はゼロだった。むしろ、一丸となって作品を愛し続けた雰囲気を強く感じた。

なんか意気込んだ割には上手く作品の魅力を表せた自信が無いんだけど、間違いなく大作でした!
95点!
今まで観てきたシリーズアニメでは、最高点を付けます。こりゃあ面白えどー!