うーわ、江ノ島から鎌倉周辺のロケーションにゾクゾク。

「合唱時々バドミントン部」。そんな13話の感想。
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最早アニメの聖地巡礼とは訪れる先々で心掛けたいマナーのようなものとの認識ですらあるが、何気なく暮らしている自宅の周辺地域がアニメ化を経て目に飛び込んで来る感覚は新鮮で不思議なもの。これぞ腐れタクシードライバーの醍醐味と放っても不足の無いほどふんだんに映し出されるロケーションの数々は、その物語を身近に感じられる重要なエッセンスともなったのだろう。

んー、良かった!
ストーリーは日常的という外壁に守られつつやや予定調和の強いサクセスストーリーであったものの、主にキャラクター達の息遣いが素晴らしかった。

特にこの手の学生青春モノには珍しく、登場する大人達がカッコ良くてねえ。
まさかの熟女教頭萌え
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という初体験をはじめに、親父達の親父らしさに泣いた泣いた。
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こういうのを観ちゃうから、実写のドラマなんてのを観る気もしなくなっちゃうんだよなー。特にジャニーズあたりが牛耳っている学園モノとか論外。
ていうのも説得力あるっしょ?という一作。

惜しむらくは、「合唱」を題材にしたものの、それが持つ迫力はイマイチ伝えきれなかったかなーというところ。俺が原作者ないしアニメ監督ならラストは演劇なんて変化球を持ち込むより、周りを皆んな巻き込んで行う大合唱に持っていきたい。

爽やかで温かい涙をありがとう。85点!