そこかしこで名前を目にしてきたことから、警戒度ランクSに位置付けられていた一作。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
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テレビシリーズ全11話、観ました。

思いっきり警戒していたのでね。映画スタンドバイミーや漫画20世紀少年のような回顧モノかと位置付けたり、または途中途中の不可解な演出には謎解きの伏線かとミステリーを疑って散々に構えたりしていたが、ド直球とはね‥。お陰で泣いた泣いた。

実は9話までは冷静に理性を保ち続けていると自身を分析していたのだが、10話の終わり際花火が上がってもそこにまだ居た「めんま」の姿にホッとして口角が上がってしまい、これはヤベーと自覚を改めるも時既に遅し。エンディングではもう理屈とかどうでもいいやゾーンにどっぷり浸かり、その優しくて切ない結末を心から堪能致しました。

90点!
考えるより感じろマインドで作品に対峙することを推奨したいのでゴチャゴチャ書くつもりも無いが、こういうSFこそアニメでやるべきだと思った。なんか実写化もやるらしいが、ヒトコト勘弁してよと言いたい。

噂は伊達じゃなかった。間違いなく心に響く、良い作品でした。作画のクォリティと選曲のセンスが好みなら、100点付けちゃったな。「あなる」がこんなに愛おしくなるとか、革命でしょもう(笑)