あんまし聞いたことの無いタイトルだったが、これもなかなか面白かった！
主人公で少女漫画家の野崎くんを中心とした学園ギャグ。そして、ほんのりラブ。このほんのりラブが良い温度で、心地良いほほえまムードを堪能致しました。
原作者は女性のようだけど、一番の懸念材料となり得るギャグ観も違和感なく。むしろツボにハマるセンスだったのが有り難い。なんていうか、「WORKING!」や「僕らはみんな河合荘」が好きな人なら存分に楽しめるであろう空気感。実は「プレスコ方式」で作られたアニメでもあるようで、視聴中は気付かなかったそんなテクニックも効いていたんだろう。
ちょっとニクいOPテーマやラストシーンに挿入されたSKAなど、音楽のセンスも好きだったし。声優さんはちょいと地味めだった印象ながら、沢城さんとマモはやはり突出。アニメ的に強烈過ぎるキャラも不在な中、ましてや「プレスコ」ともなれば声の役者さん達が作品の核を作ったんだろうなあ。
これは掘り出し物。80点！