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全26話、観ました。

ヒロインふうを中心に、成り行きで仲間となった3人で旅をするストーリー。26話もやって、それ以上でも以下でも無い感じ。

キャラクターそれぞれはじんわり良い味を持ってるし、変則ながらのチャンバラシーンもカッコいい。でもそれだけだった、つーか。

まず制作意図がキナ臭い。漠然と「カッチョ良いモノを作りたい!」程度の極めて浅はかな動機から生まれたんじゃないか?
というのも、コレが魅せてくる押し付け感の強い「カッチョ良さ」は全てダセー。
サムライとRAPのコラボってあんた、イキがった中二のセンス丸出しでしょうよ。それぞれに説得力のある造詣の深さがあれば話は別だが、あれだけペラっペラな演出の連続を見せられれば単なる勉強不足分としか思えない。サムライとは何か、RAPとは何か。それぞれの持ち味も分かって無いクセに、と憤りしか感じなかった。

脚本も意味不だし。「で、結局?」という結末。あんなラストにするなら、これまた意味不だった途中のコメディシリーズとか全く不要。構成もクソだった。

色んな要素を考えたが、一番良かった点はMINMIが歌ったEDテーマかな。俺って意外と、ああいう日本小娘が歌うソウルも好きなの。作品とは全く関係なく、単純にあれはなかなか良かった。

なんだろう、この胃もたれのような緩い不快感。60点。