全13話、観ました。
温泉の精霊ハコネちゃんを主人公として、あとから現れる他精霊とのてんやわんやを含んだ半日常系。
終わってみれば、たったの5分枠によくシリアス展開まで入れてきたなという好感触。なかなか制作テクニックも効いていた印象。
ただ全体的にノレなかったのは、まずキャラに愛着を感じられなかった。特にハコネちゃんなどその和風幼児フォルムからして完全ツボなハズなのに、
これがまたどういうワケか全然可愛く無い。他の有象無造作など論外で、ことキャラデザに関しては辛さを感じるレベルだったのは痛恨。またシナリオのコミカルにしてもシリアスにしても、なんか悪いユルさが目立ったなあ。キャラで引っ張るワケでもストーリーで引っ張るワケでも無い、なんだかなあアニメだった。
その点このレベルのアニメには違和感さえ覚える珠玉だったのは、テーマ曲「ハコネハコイリムスメ/プチミレディ」!初聴から「キタコレ!」感バリバリで即購入にも至ったが、アッパーテンポからの和音使いがカッコ良く、あやちと碧ちゃんの萌声も映えた。これは大きな収穫だった。
まあ総じて60点かな。