{E87C2349-8771-4FB1-A5F4-3A01B7970C38}
「ハルチカ~ハルタとチカは青春する」全12話、観ました。

「吹奏楽部の活動」と「推理謎解き」がテーマの異色作。問題を抱える人達を「謎解き」で救いつつ最終的に吹奏楽部を成功へと導こうという図式なのだが、更にそこへ思春期特有の「ラブ」も盛り込むと、やぱちょいと欲張り過ぎの感が強かった。
テーマのそれぞれは設定もシナリオも面白かったのだが、いかんせんその全てを「青春」で括ろうというのは無理があった。せめて2クールあったらまた印象は違っただろうと思われただけに、惜しい作品だったなー。逆に言えばそんな難しい条件ながらパッケージングできた吉田玲子さんの技量は賞賛したいけど、まあ作品の評価となると甘やかせない。

なんと言っても「設定」が濃すぎて、キャラクターが活きていなかった。これは「青春」ではなかろうと。65点。