「ファントム」という怪異と、それに対抗する「能力者」高校生のお話。SF学園バトルもの。
原作が小説である本作品は、下馬評で「エロい」と評されていたのが一番気になっていたけど。5ヒロインのぶるんぶるん揺れまくるオーパーツや確実に“狙った”アングルカットなどは「⁉︎」と感じつつも、まあ問題ないレベルだったのは幸い。あんまり「京アニ」にはそういう仕事をして欲しくないんだよなあ。
ストーリーは日常パートを孕みつつシンプルで。対ファントムチームの仲間を増やしつつ、最終的にラスボスをドーン的な王道。悪く言えば何の捻りも無い、刺激に乏しいものだった。
キャラはハイクォリティな作画と萌える声優陣によりキラキラしていたが、いかんせん会話があんまり面白く無かった。「バカっ娘」枠にファントムのルルちゃんが居たワケだが、この娘と漫才をやるのはハルヒコでは無く女の子の方が良かったんじゃね？そうすることでほんのり香ったラブの温度も、最終的には可燃材料になったしさ。
というワケでなーんかこう「ここ！」という面白さを見出せなかったのだが、終始一貫久野美咲たんが可愛かったのはありがとうございました！
それだけかなあ（笑）なぜコレをアニメ化しようと思ったのか。65点。