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「ルパン三世」2015版、全26話観ました。
かの「ルパン」なので概要説明は省略するけど、昭和と平成の良きコラボだったなあという感じ。
ちょいと調べたら「ルパン」のアニメシリーズは45年の歴史があるとのこと。期間中未放送期間の方が長いとは言え、そんな長期に渡って存在し続ける作品など他にあるのだろうか?45年間つったら、下手すりゃ親子四代に渡る期間ですよ。恐ろしい。

作画や音楽が醸すムードはオイラが少年期に観ていた「ルパン」そのままで「昭和」のエッセンスが充満、一方「平成」分の多くは声優さんが担ってくれたかなあという感じ。この場合諸刃の剣なのは「変化」でありソレって初期メンバーとのバトンタッチを果たした声優さんに向けられるものだと思うけど、個人的には銭形山ちゃん不二子沢城ちゃんの気合いと技術が素晴らし過ぎて大満足。
むしろ幼少期に観てたルパンは子供ながらに「コレは大人じゃなきゃ分からない」って箇所が多かった記憶があるけど、最早メインキャラクター達より年上になっちまったおじさんとしては、その脚本&構成などの全てを堪能できた感じ。そういう意味では非の打ち所がない、なんとも愛すべき作品だった。

「ん?」と感じたのはEDテーマ。石川さゆりさんの美声に酔いしれきれなかったのは、作詞家つんくという「ちゃんと言わなきゃ愛せない」。ジャジーでブギなメロディは大好物だったが、どうも歌詞がダセーと感じてしまった点が残念だった。つんくじゃ無理だって、つんくじゃ‥。
あとダヴィンチはもうちょっとこう‥達観したスケール感があって欲しかった気も。結局ルパン(一味)の完勝だったけど、「引き分け」くらいの落とし所に向かって欲しかったなあ。そこにルパン&銭形の独特なコンビ愛も、もうちょっと濃厚に絡ませて欲しかった。

85点。不二子可愛い、沢城ちゃん可愛い。久野美咲たん可愛い!