{BFF8B7B7-6917-4A96-908E-0ADAD47D3721}「みつどもえ」13+1話、「みつどもえ 増量中」8話をば観ました。

三つ子の小6少女を中心とした日常ギャグ。申し分なき設定に期待充分だったが、結果的にはイマイチだったなあ。
取り敢えず一番萎えたのが、シナリオがチープ過ぎる。ギャグにしてもそうでないにしても、兎に角先の展開が読め過ぎた。原作がそうなのかアニメの構成が下手なのか異常過ぎるほど伏線の張り方と回収が単調で、全く意外性や刺激が無いから小技勝負でしかなく。
更に主人公は誰?というカンジで柱となるキャラも居ないから、世界観にまとまりが無かった。その点長女のキレっぷり
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には期待を募らせたが、アレならアレで徹底した鬼畜っ娘で在って欲しかったなあ。5%くらい“いい子”であったのは通常の作品でならアリだが、ここではそれすら惜しいと感じるほど振り切れたキャラが居なかったのも残念。勘違い系のギャグの一辺倒もちょっと。
「日常系」としても微妙だったのは、メインキャラが小学生であるのに、大人がシャシャリ出過ぎたから。特に父親と担任教師は苦し紛れにしても出番が多過ぎて、「小学生モノ」というジャンルの独立感も薄めてしまった。なんか全体的に閃きという瞬発力だけで作られた印象を強く感じたなあ。

ただなんとなく「面白い」と感じた点は、声優さんが頑張っていたから。作品は2010~2011年の公開で、推し声優さんらの初々しさがいい感じだった。3/4スフィアを器用しながら「メスブタ!」「童貞!」などが飛び交う会話にはニヤニヤしたし、三瓶由布子さん井口裕香ちん分も摂取できたのは良かった。
あと爽快でトリッキーなOPテーマにはヤラれ、2期のは初聴で即購入。
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ヒャダイン節には弱いみたい。

そんな感じでイマイチ燃焼しきれなかったので、左手ではスマフォを握りジョジョのハムスターイベントを周回周回。右手ではドラクエのカジノでスロットマシーンを回し続けながらの視聴ということで、なんかコッチのほうが「みつどもえ」だった。70点。