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「THE IDOL M@STER CINDERELLA GIRLS」全26話、観ました。
ファーストシーズンと同一の時空設定ながら、独立した「346プロ」のアイドルたちのお話。こちらは「765プロ」と異なる大手のアイドルプロダクションで、プロデューサーのキャラが控え目だったり敵が身内であったりと設定はだいぶ違った。まあ設定自体はそんなに気にならなかったんだけど、作品のアプローチはイマイチ気に入らないものだった。

まずキャラの多さ。「346プロ」のメインユニットに所属するアイドルだけで既に14人(笑)しかもそれぞれがソロであったり小ユニットを組んだり、更にメイン以外のキャラと組んでのユニット活動にも及ぶ。そんなメンドクセー土壌からメンバー関係の葛藤が生まれるのだが、もう何がなんだか分からない。なにしろキャラが多いので個人個人のカラーやエピソードに集中しきれず、誰にも全く感情移入できないまま終わってしまった。これは致命的。

なので肝心なストーリーは放っておいて目先のみで楽しむことにしたのだが、取り敢えず声優陣にはロマンを感じっ放しで。へごちん由佳ちん洲崎の綾ちゃんまれいたそすみぺが属するからこそメインユニットに魅力を感じ続けられたのだが、特にあれを彷彿とイメージせざるを得ない臨時コンビには瞬間沸騰。
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しかしそんなキャラ萌え視点と己の幼女スキー嗜好では、後半から登場したサブキャラの仁奈たん(9歳)が優勝してしまうのは当然の結果だった。
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アイドルの集大成であるべきライブステージのパートでは、ファーストシーズンにも見られた単調な演出しか無かったし。曲も特に気になったものは無かったし。総括すると、作品の「アート感」はゼロに近いチープなキャラクタープロモーション映像だったなあと感じた。数々の名作を輩出してきた「A-1 Pictures」ともあろう制作がこういう露骨なビジネスアニメを作るから、我々ヲタクの肩身が狭くなるんじゃないですかね?65点。