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スカッとギャグを観たくなって、ネット評もそこそこだった「まりあ†ほりっく」12話&「まりあ†ほりっく あらいぶ」12話を行ってみました。

舞台はカトリックの女子校で、筋金入りの百合娘かなことか訳あり男の娘の鞠也などが織りなす学園コメディ。女流作家による原作臭をすぐに感知しつつも、なかなか痛快な面白さに溢れていましたよ!

まず制作会社のシャフトというのがビンゴで、無駄に宗教臭い演出を担当させたらピカイチのスキルがカトリック設定と強烈にマッチしていた。一方でキャラの人相を劇的に変えてしまうパクリ画芸を女子に使うんじゃねえよという不満もあったけど、ギャグのマシンガンぶりを加速させるスキルもベリーマッチ。テーマ曲のフザケ具合から確信したけど、シャフトは敢えて笑いを狙わない方がいい。良い原作に一生懸命な演出だけ足してくれた方が面白いもん。

主人公かなこの百合っ気が普通にエスカレートしていく様が面白かったんだけど、彼女のアイデンティティである「鼻血」
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に「百合」ときてあの子の存在もオーバーラップし、
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奇妙な師弟関係の巡り合わせを彷彿としたり。てへっ。
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冷静になるとかなこ以外のキャラクターは真人間ばかりだということに気付く。その点やや難のある茉莉花ちゃん(ハアハア)も良かったが、謎中の謎の存在ゴッドが大好きでしてね!
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もう何度目になるかの沢城フィーバーfor梅雨の陣が勃発し、沢城ちゃんの新たな魅力に対する興奮で多分な湿気を発生させてしまった勢い。か、可愛い‥。
こんだけ一つの作品で真田アサミちゃんの声を聴いたのも初めてだったけど、彼女はあんまり滑舌が良くなかったのね(笑)ご両人への理解を深めるため、いずれ「デ・ジ・キャラット」も観なくてはいけない。

もう少し杉田分を抑えたら更に好評価だったが、それでも85点はあげたいオモシロ作品。「好き」度で言ったら、過去観たシャフト作品の中ではトップクラスで間違いない。