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全国3万人のアニメ幼女ファンのみなさーん!「異国迷路のクロワーゼ」全12話観ましたよ!マンセー!マンセー!

19世紀の後半。老商人に連れられて、単身フランスへ渡航した大和幼女の日常劇。下宿先の看板屋を中心に、徐々にパリで馴染みつつのハートウォーミング系。
兎に角もうヒロインの湯音たんが最高でしてね。小柄なのに健気で芯の強い、「ですます」口調のオカッパ和服幼女という完全武装ですよ。それに東山奈央ちゃんが声を当ててんだから、メーターの針が一周して凶悪とすら感じるほどの可愛らしさに完全K.O.。

湯音たんがただ猫を眺めていたり
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メシを食っていたり
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するだけで充分癒されるんだけど、また周りがいい奴ばっかりで。
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「パリの皆様、ウチの娘を有難うございます!」って、取り敢えずイチイチ泣かされちゃった。ええ、開始3分くらいで娘視していましたから。

世界観も素晴らしく、異国モノや昔モノはこのくらいリアリティーが欲しいもの。昨今のジャパニメーションはそういうところが雑過ぎて、異文化描写が薄過ぎたりサムライが平気で横文字会話をしたりがスタンダードだから。
水戸黄門が悪代官にレーザー砲をぶっ放すというキテレツな面白さも分かる。しかしパリのマルシェで「これはなんですか?」「トマトだよ」と交わされる会話の素朴な味わい深さ。どちらもニヤリと口角は上がってしまうけど、前者は目で後者は心で楽しむ差があるじゃない?恐らくは制作側の勉強不足によって目でしか楽しめない作品が多い中、この「クロワーゼ」はガッツリ心を満たしてくれた確かなクォリティに溢れていた。

同系の作品に「大正野球娘。」が挙げられるけども、「クロワーゼ」はワンヒロインでストーリーを切り盛りしたパワーが凄い。パリジェンヌ姉妹を演じた碧ちゃん矢作パイセンも大好きだけど、そんな要素も今回は完全にサブポジションに収まってしまったほど。

派手さは無いけど落ち着くOP&EDテーマも良かったし、ほんとケチの付けようがない。なにげ爺さん役はドカベンこと田中秀幸さんだし。
これはたまらんとwikiったら、原作は2009年にスタートした漫画が原作。だけど、2011年から謎の休止で現在に至るのだとか‥。うそーん、続きを望むのは絶望的じゃないか⁉︎なんたる悲劇_| ̄|○

予想だにしなかった後味の悪さを感じつつも、アニメは90点(T_T)!