パパ聞き

「パパのいうことを聞きなさい！」13+2話、観ちゃいましたけど。

ガツンと効いちゃったぜ！

突然の悲劇により姉夫婦の3人娘を預かり暮らすこととなってしまった大学生祐太。14歳、10歳、3歳という萌えっ娘どうぶつたちは通常なら豚視点でペロペロだけど、

今作はキッカケが悲し過ぎるので、少女や幼女が愛くるしいほどに辛さも感じてしまってそれどころじゃない。

ドキドキというかハラハラしながら見守り続けた結果、いくら冷静を装っていてもひなたんが登場の度に泣かされた。

それはもう一気視聴で久々にティッシュ一箱を使ってしまった勢いで、目と鼻が枯れるかと思ったぜ。

「家族は一緒にいなきゃダメなんです」という祐太の言葉も沁みつつ、この家族だけじゃなく周りのキャラからも、やたら優しい気持ちにさせてもらいました。

OVAの一作目は「は？」という不可解な仕上がりでこそあったけど、二作目では急展開からまさかのフィナーレへ。内容はちょいとドラマチックに過ぎたけど、こういう完結展開って珍しい。ていうか初めて見た。それほどアニメの制作スタッフらにとっても、この家族は放っておけなかったんじゃないかな。誠に良いものを観せていただきました。

90点！

尚原作者の松智洋さんに於かれましては、今作品のシリーズを執筆の後に御他界されたこと知りました。

遅れ馳せながら、御冥福をお祈り申し上げます。