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「暗殺教室 第2期」全24話観ました。1期から通算の4クールを使って、原作とほぼ同時に完結。これはなかなか見応えがあったなあ。

まず「学園モノ」なので学生に注目するところだが、最終的には28名にもなったクラスメイトの多さに面食いつつも。しかしそれぞれの特徴をそれなりにインプットできるだけの構成だったから、シリーズ全48話という長尺も必然だったというか。決してダレることなく観続けることができた。

そんだけキャラ数も多くて原作も人気とくれば声優さんもよりどりみどりで。洲崎綾っぺしゅが美ちゃん矢作パイセン金元寿子ちゃん藤田咲ちゃんなど心の女神たちも大活躍であったが、役どころも手伝って今や「ガルパン」でノリノリの渕上舞ちゃんの存在感は凄かった。あれだけ多面性のあるキャラクターなのに、よくぞ演じきったという感じ。本当に素晴らしかった!
しかしそれら萌え放題の生徒陣でありつつも、イチ推しはあろうことか「ビッチせんせー」ことイリーナちゃんだった僕。
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「ツンデレ」とも違う「キルデレ」か?「ビッチ&年増」という俺趣向とは対極の属性でありつつも、ほんわか和ませてくれたり泣かせてくれたり。兎に角それまでの常識観念を良い方向に壊してくれた良キャラだった。伊藤静ちゃんの先生役ってツボかも知れない。
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さてストーリーはね、最終的には御涙頂戴のギトギト展開になりましたけど。大満足ですよ。泣きに泣けるだけのドラマ性は充分だったし、また「中学生」という幼設定も良かった。「学園モノ」に於ける「卒業式」など泣きイベントでしかないというのはオッサンのテンプレ観念と言えるくらい、嘗て様々な作品で目の当たりにしてきたもの。その中でも珠玉のフィナーレだったように思う。愛に溢れていた、幸せな結末だったんじゃないかな。

多種の軽快なOPテーマも好きだったが、ラストの「バイバイYESTERDAY」に感じた哀愁は格別なものにもなった。大勢の歌い手さんによるアニソンて雑多感が好きじゃないんだけど、コレはそれが良かった。
この年になって不信感の方が強かった「少年ジャンプ」ブランドのイメージが変わった。85点!