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ちょっと元気が無かったおじさんのカンフル剤と言えば幼女。という訳で、存在を知りつつもけっこう視聴を我慢していた「はなまる幼稚園」全12話を投与致しました。

幼稚園の新任教師となった青年を主人公に、園児や同僚の先生達と送る日常系作品‥と思いきや、実はラブコメ要素の方が強かった変化球。それに関してはちょっと想像と違い面食らったが、まあ概ね楽しめたかな。

好きだった前半は、取り敢えず園児との触れ合い無双。分かってる。分かっちゃいるけど、大人が描いて大人が声を充てている園児が、まあ可愛いくてデレデレ。
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なんなら第1話の入園式を観てるだけで泣きましたからね。満面の笑みなのに、涙がツーって。あぁ、俺ってもう引き返せない処まで来ていたんだなあとも観念したり。

中盤の夏祭りくらいかな?ちょっと不穏な空気になってきて。
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取り敢えずモテる主人公と、恋心を抱く保母さん。元高校の先輩だったお母さんと娘の幼女。そしてブラコン妹。これらが渦巻くラブの温度が高まりつつ、最終話であんな感じにするなら日常のスパイス程度にしておけば良かったのに、どういう訳かラブ基軸へとシフトしちゃった作風のは残念だった。そりゃあ保母さんの山本先生も可愛かったけども、あの娘の可愛さも属性は幼女だからね!大人目線のラブ劇でまとめようというのが無理じゃん?

という感じで、全力で幼女マンセーできなかった消化不良は否めず。作中の小ネタに出てきたエヴァより毎回変わるEDのダイジェスト画にガイナックスの底力が見えたりもしたけど、75点。