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映画「大きい1年生と小さな2年生」観ました。なんとなく。

小学校低学年の子供が、ちょっと勇気を出してちょっと冒険をするお話し。原作は1970年に発刊された絵本のようで、
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なんだか怖い(笑)いやなんか昔の絵本て全般的にこんなイラストがメインだったよなあ。図書館に行って子供コーナーでこんなん見付けても「僕向きジャナイ」って、図書館離れのキッカケを作ったのはこういう文化じゃん?

さて今作は映画と言えど、25分というショートムービーで。特に何を感じるでもなく、スルッと終わってしまった(笑)
主人公の男の子は田村睦心ちゃん、女の子は矢島晶子さん、お友達の女の子が久野みーたんという配役だったけど、これはもう満点ですよね。特に「しんちゃん」でない矢島晶子さんの声ってけっこう「おぉっ、」てなるもので。田村のむっちゃんは得意の童子、みーたんは素でOKだし。
「A-1Pictures」らしさも存分に発揮していたが、これは良くも悪くもだったかな。過不足の無いスタイリッシュな構成&脚本だけども、今一歩内から醸し出す自然な煌めきが物足りない感じ。テーマは「はじめてのおつかい」のようなものだったので、ここは子供らしい意味不なリアクションとか、半ばシュールな素材を投入するべきだったと思う。余りにも無駄が無く建設的に物事が進み過ぎて、そういう「しっかり」はこの際子供の魅力を損なう結果に繋がりがちじゃね?

だからあまり映像から「息吹」を感じることは少なかった。60点。