南朝鮮軍合同参謀本部は31日
北朝鮮が同日午前5時20分ごろ、東部の日本海
面した元山周辺で、弾道ミサイル1発の発射を試みたが
車両を使った移動式発射台の上で爆発
失敗したと発表した。
中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる。



北朝鮮は、36年ぶりの朝鮮労働党大会を控えた
4月15日に初めてムスダンを発射。
同28日にも2発発射したが、いずれも空中で
爆発、失敗した。



今回で4回連続の失敗となった。
技術的問題を解決できておらず、今後も発射実験は
続く可能性がある。

日米韓3カ国は6月1日、核問題などをめぐる
6カ国協議の首席代表会合を東京都内で開催する予定。
今回の弾道ミサイル発射についても意見交換するとみられる。

日本政府は30日
ムスダン発射の兆候があったことから、自衛隊に
迎撃態勢をとらせる「破壊措置命令」を発令していた。