私は先月までアメリカの学校の選択授業で「家庭科」のような教科を取っていました。

その授業を受けていると、ふと疑問に思う事がありました。

私がまだアメリカに来たばかりの頃、料理の時に私が英語のレシピを読むのに悪戦苦闘していると、さらっと同じグループの男の子が助けてくれたりします。
そしてその子はとても手際よく料理を作り、私にもいろいろと教えてくれました。

そこでふと、日本の家庭科の授業では当たり前の様に女子の方が料理が出来るという偏見があるなと思ったのです。
今はテレビなどでは料理の上手な男子が紹介されたりしていますが、それでもやっぱりどこかみんなそう思っているという雰囲気があるなと思いました。

その考えが浮かんだ後にアメリカの家庭科のクラスを見渡してみると、クラスの男女比は5:5でした。
選択授業でこの男女比はやはり日本ではなかなか無いのではないかなと思います。

そう考えるとやっぱり日本はまだ男尊女卑の考えは抜けていないのだなと痛感します。

今の日本の固定概念を変えてゆくのは、今学生の人達だと私は思っています。
この事実が少しでも多くの学生に届きます様に…

じゃあ、またね!