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2017年3月24日 大相撲春場所13日目エディオンアリーナ大阪 

  横綱日馬富士の厳しい攻めに寄り倒された新横綱の稀勢の里は土俵下へ落下し、左肩から胸部付近を負傷。

  この怪我を押しての26日、照ノ富士との優勝決定戦に進んだことが、実質的に現役期間に終止符を打つことになったのだが、勝負の世界である限り相手に怪我を負わされたなどと文句を言う筋合いは無く、怪我を負ってしまった自分が弱かったのだと諦めるしかない。

  ちょっと前回記事で誤解を招いている懸念があるので、少し補足をさせて頂きたい。


  前回取り上げたモンゴル・大関互助会共存システムというのは、前半の息の掛かっていない力士との対戦をガチで凌ぎ、後半の上位陣同士の対戦で優勝の可能性が残っている力士に星を譲る(可能性が残っている同士はガチ)というシステムなので、当然ガチンコでの強さが無ければ成り立たないのだが、システム決壊の影響で三役から陥落してしまった琴奨菊の優勝した2016年を振り返ると、上位陣5名が手を組めばどのような絵図でも描けるということがよく分かる。


  2015年7月に結婚した大関琴奨菊翌2016年初場所、10日.11日.12日目に鶴竜・白鵬・日馬富士3横綱を連破、千秋楽で大関豪栄道を破り、14勝1敗で10年ぶりの日本出身力士優勝という劇的な初優勝を飾っており、同年9月の秋場所では豪栄道が角番からの全勝優勝となかなかドラマチックな展開を演出している。


  そして稀勢の里の弟弟子である大関高安が未だに優勝経験がないのは、やはりシステム的に…