1995年 4月28.29日
北朝鮮 平壌 綾羅島メーデー・スタジアム
新日本プロレス 平和の祭典
合計観客動員 38万
1995年4月 アントニオ猪木 52歳、リック・フレアー46歳
日米のプロレスリングマスターは、まったくプロレス未体験である19万人の観客を掌の上で転がすように湧かせて見せた。
晩年のアントニオ猪木の試合の中では…
いや、全盛期を含めたとしても、この試合はトップクラスの名勝負だと私は思っている。
特にリック・フレアーの試合では最大の見せ場とも言えるデッドリードライブのシーンには、アントニオ猪木でさえ、トップロープに登ったフレアーには抗えないものなのか? と、驚かされた記憶がある。
2021年 11月13日(土)
東京・板橋区:高島平区民館ホール
夢闘派プロレス・第三ブランド
観衆:70名
第3試合
(ユニット最強トーナメント1回戦 6人タッグマッチ30分1本勝負)
⭕️伊織&クラッシャー高橋&大野翔士
(9分29秒 KO勝ち)
加藤茂郎&✖️千葉智紹&ジャングルバード
※千葉が伊織にスピアー、直後に伊織が千葉にバズソーキック。両者ダウン状態から伊織だけがカウント9で立ち上がった。
※伊織組が決勝に進出
※試合中に高橋がミン組に拉致され、前後不覚に。試合続行不可能となったため伊織が千葉に参戦を要望。千葉が受諾したため、決勝戦は伊織&大野&千葉組で臨むこととなった。
2019年 11月2日(土)
東京・北区十条:細井ジャックダニエル光世・自宅
超格闘技プロレスjujo・復活した超格闘王決定戦!
観衆:11名
この面子だと以前にjujoで見たクラッシャー高橋くらいしか知っている選手が居ないし、注目は高橋一択になるのかと思われた矢先、とても高島平区民ホールには似つかわしく無いゴージャスな男が私の目に飛び込んで来る!
男の名前は加藤茂郎!
レッスル夢ファクトリー出身なのかな?
細かいことは知らんが、彼がリック・フレアーインスパイアのレスラーだということは間違いない。
試合の方は、2年前リングの無いjujoでは見ることの出来なかった豪快なスープレックスやロープワークを繰り出すクラッシャー高橋の一挙手一投足に目を奪われるなか、クライマックスは唐突にやって来た!
伊織をフライングメイヤーで寝かした加藤茂郎は颯爽とトップロープに登ると、10秒…20秒…
ちょっと距離が遠いのか?
いや…
このピンチに立ち上がったのは転がされた伊織ではなく、千葉智紹と小競り合い中だったクラッシャー高橋がようやく救出に攻撃に向かい、無事デッドリードライブで投げ捨てられるというムーブが完遂された。
デッドリードライブという最大の見せ場が終わり、試合はリング内がごちゃごちゃっとしている間に決着が付き、クラッシャー高橋チームの決勝戦進出が決まるのだが、皆がリング内の攻防に気を取られている間にとんでもない事件が同時進行されていたことを知らされる。
リング上で伊織が勝ち名乗りを上げるなか、何やら大きな袋を引っ張って出て来たホー・デス・ミンとファイプロのパッケージオヤジはクラッシャー高橋を拉致した上、始末したとのマイクでアピール!
ここで、慌てて救出に駆けつけた仲間たちの見たものとは…