おむすびのはなし  祈るおむすびバトン | 澁谷 綾子 料理教室 A-neo-Spoon

澁谷 綾子 料理教室 A-neo-Spoon

料理のレッスン、スタイリング、ケータリング、レシピ、メニュー提案を手がける。澁谷綾子料理教室 A-neo Spoon を主宰。
調理師 免許
JSA認定ソムリエ
FCAJ認定 フードコーディネーター
JAM認定 アンチエイジングアドバイザー


小松こんぶの塩むすび
焼き鮭と大葉おむすび






Instagramで
#祈るおむすびバトン なるものを
受け取りました。


季の文化継承協会 理事であり 
美しい花と料理、しつらえのお教室を
主宰されている
沙和花 さんから受け取りました😊



おむすびというと…
ケータリングのお仕事で
ブランドのレセプションや
パーティーに
人気のひとくちでいただけるおむすびを
気が遠くなるくらいの数を
作ったりするのですが
↓(こんなのね)








今日はそれとは違う
家族に作るおむすびの話を。



家族におむすびを作るときには
いつもあたまに浮かぶセオリーがあります。

それは
今は亡き大好きだった小学校の恩師が
クラスの文集の最後に先生の
まとめとして書かれた文章でしたが



「昔の母たちが作ってくれたような
おむすびを作れる母親が少なくなり今
はなかなか出会えなくなった…」


と言った文章で 
「そのおむすびとは持ってずっしりと
重くしっかりしているのに
ひとくち口に入れると
優しくほろほろとくずれるおむすび」
だそうで



当時から料理が好きだった私には
そのおむすびってどんなだろう?と
ずっとあたまに残っていて。


(残念ながらそこだけが記憶に残り
その文章で先生が何を訴えていたのかは
記憶にございません。
先生、ごめんなさい😅🙏) 


なので
家族ににぎるおむすびは
最初のひとにぎりを強く。
そのあとは少し力を弱めて2、3回だけ。



冷めてもおいしいけれど
あたたかいおむすびは
先生の仰ってた「ほろほろ」
が感じられて好きです😋