伊勢志摩旅行つづき。


今回泊まった志摩観光ホテルは、総料理長の樋口シェフのフレンチが有名とのことで、

夕食もフレンチで。

この旅で1番私は楽しみにしていたんですよね、夕食。



アミューズブーシュ。

真珠貝って、食べられるんですね!

淡白で歯応えもよく、とても食べやすい!

海の幸フレンチがこれから始まるぞーという期待感満載。



海の幸オードブル

イカやエビなどの海の幸が、キラキラしたジュレやソースでまとまっています。

とにかく見た目が綺麗!

そして、イカに丁寧に刃が入れられていて、火が入っているのにびっくりするほど柔らかい。


そして、白ワイン頼んじゃった笑



伊勢海老クリームスープ

このホテルの名物とのこと。

クリーミーで濃厚!なのに不思議と重くなくて飲みやすい!

エビの味や香りが濃縮されていて、エビよりもエビを食べているような!(?)

エビの良いところを全て知り尽くしているからこその一品だと思う。

ほんとに美味しかったなぁ。また食べたい。



伊勢まだいと鮑のポワレ 二種類の香草ソース

真鯛が香ばしく、ほろほろと柔らかい!舌に残ることがなくて余韻が最高。

これまでちゃんと食べたことがなく、貝類がそんなに得意ではないので鮑は食わず嫌い状態だったけど、

食べてびっくり。

美味しい!!!

全く癖や臭みがなくて、旨みがジワっと溢れてくる。

美味しい!!!

こんなに美味しいのか!!!鮑!!!



黒毛和牛フィレ肉ステーキ シャトーブリアンソース

普段レストラン行くと牛ステーキって追加料金かかることが多いけど、

デフォで出てくると迷いなく食べられて嬉しい笑


早くもステーキが徐々に食べられなくなってきているけど、

旨みやボリュームは感じるのに、肉質や玉ねぎベースのシャトーブリアンソースのおかげか、全然重くない。

肉も丁寧に繊維が切られていて、ナイフもスッと通るし柔らかい!


付け合わせはポテトグラタンと聞いて、食べ切れるか…?と思ったけど、驚くほどあっさりしていて食べやすく、ジャガイモの優しい甘さが付け合わせにぴったり。

 

赤ワイン追加!




りんごのコンポート 紅茶のアイスとともに

りんごと紅茶って合うけど、なるほどこう組み合わせるか!と驚きでした。

香り良い紅茶のアイスと、さわやかなりんごのコンポート。

下はまろやかなフランになってて、シンプルに見えるけど奥深く、組み合わせの妙って感じ。


本当に美味しいコースだった。



印象的だったのが“素材の味を引き出す”とはこういうことか!と思ったこと。

漫画の食戟のソーマが好きで、特に四宮さんとか司さんとかフレンチが主力の方たちを軒並み推してるけど、

彼らが食材の良さを引き出すために徹底的に食材と向き合って、一つ一つ細かく調理法や合わせる食材を決めながら練り上げているところが印象的で。

それを現実世界で体感すると、こういうことなんだなぁと改めて身をもって知った。

そして食材そのものが美味しいことで、全てが成り立っているんだなぁと思った。

どの皿も最高に美味しかった。


大満足し、部屋でゆっくり休息を取り、


翌日の朝ごはん。


豪華!!!


常にサーブされる料理と、ウェイターさんの細やかな気遣い、

そして、とにかく美味しいご飯。

至れり尽くせり。


和食御膳と洋食が選べて、

洋食はメインの卵料理を選び、そのほかはビュッフェスタイル。

卵料理を選ぶのに苦労した。

フレンチトーストかエッグベネディクトでしばらく悩んで、家では作らなそうなエッグベネディクトに。 

オランデーズソースがエビの風味でとても合う!


びっくりしたのがオレンジジュース。ほんとにオレンジ搾りたての味。砂糖の入っていない純粋なオレンジの甘さと爽やかさで、キングオブオレンジジュースでした。


そしてこちら。



鮑のクリームスープ。


ディナーで鮑の旨みを知ってしまったので、食べないわけにはいかない。

クリームスープだけども見た目よりかなりあっさりとしていて、クリームはかなり優しい風味。おかげで鮑の旨みがしっかり際立っていた。


マフィンとアップルパイ。朝から欲張りコースだな。


白いパイナップル、珍しいなぁと思ったけどとても甘かった。


あー、大満足!!!


たまには美味しいもの食べたいなぁという気持ちでこのホテル予約したけど、

期待のはるか上を行っていた…。

料理自体も素晴らしいけど、空間もホスピタリティも全てが行き届いていて、本当に快適で楽しい食事だったなぁとしみじみ思い返しています。




さぁ、最後は最終日です。